5月16日、世界的なサッカー選手であるルイス・フィーゴが引退を表明しました。ジダンらとともに「銀河系軍団」レアル・マドリーの黄金期を支え、2001年にはFIFA最優秀選手賞を受賞した、サッカー史に残る名選手です。
注目は現役引退ではなく、「
最高の形で(キャリアを)終える。もう高いレベルではプレーしない」とコメントしていること。欧州以外への移籍に含みを持たせています。
中国では「フィーゴが来るかも!」とちょっとした騒ぎに。それというのも中国スポーツ紙の取材に答え、
フィーゴが「欧州以外からのオファーを待っている。アメリカや日本、それに中国スーパーリーグのすべてのクラブからのね。6月からオファーを受け付けることになるだろう。私は本気だ。それというのもまだユニフォームに未練があり、サッカーから離れられないからだ」とコメントしたためです。
早くも気の早いメディアは江蘇、天津、山東などのチーム名を挙げて報道しています。ネックは400万ユーロ(約5億2000万円)もの年俸。中国スーパーリーグでは1チームの総年俸に匹敵する金額とのこと。いくらかは安くなるとしても金銭的なハードルが高すぎるため、実現は難しいとの見方が強いようです。
一方で、
一部中国人サッカーファンは来ない方がいいと意見しているとか。「中国スーパーリーグは荒っぽすぎるから足が折られてしまう」「来ない方がいい。一代の英雄が壊されてしまう」というネット掲示板の書き込みが紹介されています。