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インストール義務化の検閲ソフトに擬人化キャラが登場=盛り上がる日本的パロディ

2009年06月15日

 前回のエントリー「インストール義務化の検閲ソフトはパクリだった=米企業がソースコード盗用と主張」でもお伝えした「中国、フィルタリングソフトのインストール義務化問題」ですが、中国のネットユーザー(というか二次創作ファン?)のパロディが盛り上がり、日本の「地デジカ―アナログマ」騒動を思わせる状況となっています。

 ブログ「「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む」のエントリー「取り付け義務化のPC検閲ソフトを萌えキャラ化する中国オタク 」が詳しく伝えていますが、ソフトを擬人化した「緑[土覇]娘」というキャラクターが作成され、人気となっています。

 百度のイメージ検索「绿坝娘」

緑[土覇]娘




 イラストだけではなく、ショートストーリーや歌(萌え萌え緑[土覇]娘の歌、土豆網なので日本から直接は見られません。プロキシをいじれば見られるはずですが、面倒なので自分も未見です。。。)と展開が広がっているようです。


 中国の著名パロディ作家・胡戈氏の作品「山寨版新聞聯播」。元ネタを知っていると爆笑必至です。



 もともと中国のネットユーザーはパロディや風刺が得意。躲猫猫(鬼ごっご)事件、腕立て伏せ事件、70碼事件など、ここ一年間だけ見ても多くの話題がネットで茶化され、風刺されています。ただ日本的な擬人化、アニメイラストを使った手法は初めてではないでしょうか。緑[土覇]娘がここまで盛り上がると、今後はこうした手法のパロディも増えそうです。


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