中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
2009年07月04日
なんかびっくりするぐらい本物そっくりの写真。撮影は「lPHONE」の実機を使ったのか疑いたくなるほどです。詳細なスペックは販売サイトを見ていただきたいと思いますが、簡単にまとめると次のとおり。GSM携帯で130万画素カメラを搭載。無線ランによるブラウジング、動画と音楽再生、地図の閲覧、株価情報閲覧などが可能とのこと。ただしメモリ容量や再生可能な動画ファイルの種類が書いていないなど怪しさ爆発ですが。本家iPhoneにない機能としてはテレビの再生とデュアルSIMがあります。
最近、中国のコピーブランド携帯の機能は目覚ましい進化を遂げており、その意味では「lPHONE」はあまり特徴がないですね。値段相応というところでしょうか。ただ注目は大手ポータルサイトで広告を打っているほどのやる気ぶり。広告キャラクターもテレビ番組の人気司会者・何霊を採用しています。以前、本サイトでご紹介したBlockberryがどこでも売っていなかったのと比べると大きな違いです。訴訟は怖くないのかな。
さすがに本物のiPhoneと間違える人はそうそういないとは思いますが、海賊版iPhoneの代名詞「HIPHONE」キラーとして注目の存在ではないでしょうか。
*『WIRED VISION』で「ほとんど本物、進化した『iPhone』コピー商品(動画) 」という記事が掲載されていました。lPHONE実機を動かしているYoutubeの動画もリンクされています。やばいぐらい本家にそっくり。1万円ならネタで買ってもいいなと思えるぐらい、ですよ!