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内憂外患四面楚歌=日本の挑発行為に「中国の反発は必至だ」

2009年07月09日

最近、中国では領土問題関連でおかしなことが山のように起きています。遠心力が働く新疆でのウルムチ騒乱がその筆頭ですが、ほかにも南沙諸島領有権をめぐる東南アジア諸国の活発な動きも大きな注目を集めていました。また日本政府は台湾から110キロの与那国島に陸自を駐屯させる方針を固めたようですが、これも中国にとっては気にかかるところ。


!!!
待てよ、今から言う場所を地図に書き込んでくれ!



チベット暴動……、南沙諸島問題……、北朝鮮の核実験……、ウルムチ騒乱……、そして与那国島……。

五芒星1




















ああ、この形はッ。逆五芒星ッ!!!


五芒星2


そう、すべては加藤保憲の陰謀だったんだよ!!!



というわけでネタでした。すべってすいません。イラレを導入して有頂天になってすいません。全然使いこなしていなくてすいません。場所が全然正確じゃなくてすいません。不謹慎ですいません。

*freemap.jpの地図をお借りしました。

前述のネタはともかく、ウルムチ騒乱にいたるまで内憂外患が続いているというのは中国市民の多くが抱いている感想ではないでしょうか。日本ではあまり注目されていませんが、南沙諸島をめぐる緊張の高まりは中国では大きく報道され、海軍を派遣するべきといった意見もちらほら聞かれます。

そしてこうした外患に加わったのが与那国島への陸自派遣問題。5日付産経新聞によると、配備されるのは沿岸監視隊。レーダーサイトも設置されるそうですが、あくまで監視任務にとどまるもの。ところが中国メディアの報道を見る限りでは、なにやら与那国島を含む先島諸島の実戦部隊を強化するような印象を受けます。ただ日本メディアも見出しは軒並み「陸自配備」となっており中国メディアの「誤解」も責められないところか、と。

台湾にほど近い与那国島に軍施設を作れば、どんなタイミングであっても「中国の反発は必至だ」という常套句的な状況になるのは致し方ないところでしょう。ですので国防の観点から意味があることであれば(軍事にはうといもので、全く判断できませんが)、外交的リスクと計ったうえで配備するのも必要なことかと思います。与那国島は領土係争地でもないですし。

ただ実際には監視部隊、レーダー施設しか整備しないのに、それ以上の脅威と相手に思わせるのは果たして得策なのでしょうか?また中国で内憂外患が相次ぎ怒りの矛先を求めているところに日本がこのタイミングで燃料を投下する必要があるのか、はなはだ疑問です。


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