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映画「建国大業」をめぐり激論=「愛国者」じゃなきゃ芸能人はつとまらない?!

2009年09月17日

ヴィッキー・チャオ

9月15日付レコードチャイナ「「おてんば女優」ヴィッキー・チャオが宣言「結婚相手います」―北京市

「結婚相手はいるの?」との質問には、「そうね、いるわよ」と、素直に答えた。

ですって!俺のヴィッキー・チャオ(趙薇)がっっっ。

と軽く(?)ショックを受けましたが、ちょっと面白かったのはその後、「「わたし、愛国者だもの。シンガポール人となんて結婚しないわ。もちろん結婚引退もあり得ない」と、キッパリ言い放った」とのコメント。ちょっとなんだかなぁという発言ですが、日章旗ワンピース事件なんてあったから、がんばって愛国者アピールをしないといけない事情もあるのかなと勝手に気持ちをくんでみたり。

ヴィッキー・チャオ

ジェット・リーの場合といい、コン・リーの場合といい、ネット世論は「著名人の愛国心」チェックを欠かさないので、いかに「叩かれないようにするか」はみなさん頭の痛いところでしょう。

「愛国心チェック」で今、話題となっているが建国60周年記念映画「建国大業」。「撮影現場にはアクションスターのジェット・リーや、タン・グオチャン(唐国強)、ジャン・グオリー(張国立)ら」がそろったというスターそろい踏みの映画ですが、役者のうち21人が外国籍取得者だとして、ネットでは話題になっています

その一方で海外に留学したい、外国で働きたいという夢を持っている人が多いのも面白いところ。華僑が多い福建省や広東省だと親戚が外国籍という人も少なくないだけに、むしろ日本人よりも国籍へのこだわりはないんじゃないかと感じるところも多いです。

結局、「愛国」を求めるネット世論はネタというか、同調圧力といったものに過ぎないのかもしれません。


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