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台湾軍が巨大ロボットを配備?!面白CMに大陸からクレームが

2009年09月29日

2009年9月、台湾軍の募集広告が話題となっている。人気映画「トランスフォーマー」をモチーフに戦闘機、戦車、艦艇が巨大ロボットに変身、出動するという内容。本家「トランスフォーマー」並の出来、というのは褒めすぎだが、広告というには十分すぎるほどのクオリティ。艦艇ロボットの足についたスクリューが回転するなどの細かなギミックは“ロボット愛”を感じさせる。

・問題の広告(98年は民国98年、すなわち2009年を指す)


ところがこの広告、大陸ネットユーザーには評判が悪いようだ。26日付中国新聞網によると、「広告と実際の戦力がかけ離れているだろ、ほらを吹きすぎだろ」といった批判があるという。台湾も別に「トランスフォーマー」を保有したいと思っているわけでもなし、いささか無理がある批判のようにも思えるのだが。

また昨年、シンガポール海軍も「トランスフォーマー」をモチーフにしたCMを制作しており、「構図とか丸パクリじゃないか」といった意見もあるようだ。シンガポール海軍の広告と比べてみると、確かに構図は似ているものの、CGのクオリティは段違い。変形方式も台湾軍のほうがより映画へのリスペクトが感じられる凝ったものとなっており、「丸パクリ」という批判は当てはまらないように感じた。

・昨年公開のシンガポール海軍のCM


気になったのは「背景として「鳥の巣」(北京国家体育場)が使われているじゃないか」という指摘。開始50秒前後に戦闘機ロボットが大地に降り立つシーンがあるが、背景は外壁が網目状になった構造物で、確かに「鳥の巣」のように見える。「大陸反攻の決意を示したものなのでは」との意見もあるという。

「鳥の巣」を背景に使うなどいささかやんちゃが過ぎた感もあるCMだが、批判するほどの深い意味はないのではないだろうか。大陸ネットユーザーも目くじらを立てず、面白いロボットCG作品として楽しんで欲しい。


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