2010年1月、天極網は、間もなく放映が始まる中国アニメ「星原戦記(アストロプラン)」が日本の人気テレビアニメ「マクロス」に酷似していると報じた。
「アストロプラン」は今月15日より湖南テレビで放映が始まる中国製ロボットアニメ。地球環境の悪化から人類は大規模な宇宙移民計画「星原計画」を発動、その移民船と宇宙の資源略奪者である伊克斯星人との戦いを描く。現在、動画共有サイトで予告編が視聴可能だが、あまりにも「マクロス」そっくりの映像が話題となっている。
日本アニメをパクった中国製アニメといえば、昨年は「クレヨンしんちゃん」とよく似た「大口のドゥドゥ」、「秒速5センチメートル」と酷似した「心霊の窓」が論議を呼んだ。天極網は昨年の2作品に続き、「ついに我々は自分たちの「マクロス」を手に入れた」と皮肉っている。ユーザーが編集するオンライン辞書・百度百科には早くも「アストロプラン」の項目が登場。「中国初のSFアニメ(某作品に敬意を表した同人作品)」と辛らつな表記となっている。
中国製最新パクリアニメの情報は日本のブログに転載されたほか、日本の大手動画共有サイトでもデモ版がアップされている。わずか2分弱の映像だが、マクロスだけではなくダンクーガやガンダムなど多くの日本ロボットアニメからのパクリ表現が指摘されている。中国のアニメファンも日本同様、更なる元ネタ捜しに余念がないもようで、検証しようと初放送を待つ人も少なくないようだ。
(執筆者:Chinanews)
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