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「草食男子」は子ども時代に治せ?!小学校で「男子漢宣言」活動

2010年06月09日

草食系だ、根性がないと叩かれる日本の若い男性。そうした事情は中国でもあまり変わらない。

2010年6月4日、河南省鄭州市の秦嶺路小学校。30人余りの小学生が多機能教室に整列していた。そして大声で「男子漢宣言」を読み上げ始めた。「僕は漢だ。体はまるで鋼のようだ。僕は漢だ。本当の純爺(日中戦争時代の中国の軍人の自称)なんだ……。」

同校の曹建平校長によると、現在の学生はどんな分野でも女性上位が目立つのだとか。授業中も女子生徒は積極的に発言するが、男子は縮こまっているばかり。そこで男子の気合いを養うために「男子漢宣言」を読み上げる活動を始めたという。

学校の休み時間、グラウンドを見ると、ゴム跳びをして遊んでいる男子の姿。逆に男の子の遊びのはずの騎馬戦を遊んでいる女子もいた。ゴム跳びで遊んでいたある男子生徒は「男の子の遊びには興味がないんです。女の子のゴム跳びのほうが楽しいから一緒にやっているんです」と話した。

同校が実施した調査によると、9割弱の家庭では父親ではなく母親が面倒を見ることが多く、大部分の男子生徒が女の子の遊びをするほうが好きだったという。ある教師は、男の子の遊びはもう学校にはなくなってしまいました、繊細で女の子向けの遊びを好む子が増えていますと明かした。

こうした状況を嘆く曹校長は、「男子漢宣言」を通じて、子どもたちに男性としての、男子漢としての責任を意識してもらいたいと話している。
郑州小学生读《宣言》:我是男子汉,真正纯爷们!



「気管炎」(「妻管厳」と似た発音。妻の管理が厳しいことを意味する)、「中性化」、「偽娘」(21世紀中国ニュース 「偽娘」劉著、中国全土を騒がす女装のアイドル登場)と、男のだめっぷりを嘆く言葉は多い。「草食男子」もかなり中国で普及したようだ。昔から同じようなことが言われ続けているわけで、いくら「男子漢宣言」を読み上げても変わることはないだろう。


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