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空港リムジンバスが爆発炎上=乗客男性の放火、道連れ自殺か―湖南省長沙市

2010年07月22日

昨日、湖南省で空港リムジンバスが爆発する事故が起きました。犯人もバスに乗り合わせていたため、すでに逮捕されています。
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2010年7月22日朝、湖南省長沙市公安局報道官は、昨日の空港高速道路リムジンバス放火事件の犯人を逮捕したと発表した。

21日午後4時、長沙市の黄花空港を出発したリムジンバスが、空港から12キロ離れた高速道路上で爆発・炎上した。バスは焼け焦げ、骨組みだけが残っている吹き飛ぶ惨状で、2人が死亡、14人が負傷した(重傷3人)。

警察はただちに捜査を開始し、事故から8時間後の21日24時ごろ、長沙市の病院にいた諶海涛容疑者を逮捕した。諶は36歳の男性。リムジンバスに乗り込んだ諶は、油をしみこませた布に火をつけ、放火した。諶自身も火傷を負い、病院で治療を受けていた。
(Chinanews)

速報を見た時は車の故障かなどと思っていましたが、なんと放火とのこと。動機はまだ公表されていませんが、死を覚悟しての道連れ自殺なんじゃないかと疑っています。ただし、鳳凰網の記事では、放火した後、逃げ出したとのことなので、事情がわかるまでははっきりしませんが。

ただ、もし道連れ自殺だとすれば、今春の幼稚園、小学校連続襲撃事件の記憶もまだ冷めやらぬ中、再び社会の闇を映し出す事件になりそうです。襲撃事件のように模倣犯が多数でてくる可能性もあるのではないかと思うと、ぞっとします。続報を追う予定です。

(Chinanews)


<過去記事>
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<関連リンク>
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