2010年8月5日、中国公安部は5万元(約65万円)の懸賞金をかけたA級指名手配犯(指名手配には省公安が要請するB級と、中国公安部が要請するA級の2種類がある。A級のほうが重大事件の容疑者が多い)を発表した。その白中傑容疑者はわずか17歳。中国警察史上、最年少のA級指名手配犯となった。
6日、重慶晩報が伝えた。*写真は白中傑の指名手配書。
白中傑は1993年9月26日生まれ。8月2日に指名手配されている。容疑は以下の通り。先日、貴州省公安は何俊、曽祥友、游祥炎、鄒沢(いずれもすでに逮捕された)と白中傑らの強盗、殺人事件を捜査した。同グループは今年7月12日から貴陽、安順、卒節などで6件もの強盗、殺人事件を繰り返し、9人を殺害した。現在、白中傑は逃亡中で、公安は手がかりとなる情報に5万元(約65万円)の報奨金をかけている。
現在、公安部ウェブサイトには25人の指名手配犯の情報が公開されているが、白は最年少。「90後」(1990年代生まれ)も唯一、白のみだ。公安部関係者は史上最年少の指名手配犯だと話している。
(Chinanews)
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