中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
2010年08月22日
ちなみに中国での反応を見ようと、Twitter、ブログ、ネット掲示板に検索賭けたのですが、たいした反応はないもよう。盛り上がるとするならば、「日本にバカにされた!」と怒る方法に向かうか、「中国人のマナーを見直そう」に向かうか、二択だと思うのですが、ちょっと燃料が足りなかったようで。
※おそらくこのトイレ?!非常に綺麗で有名ですが。。
数少ない反応には「中国のトイレには、便器に紙を流すなって書いてあるんですけど」というものが。ブログ「北京メディアウォッチ」がエントリー「♪「水に流して」、浅草寺トイレットペーパー問題に思う」で書いていますが、中国では紙は流さないでというところが一般的(最近のホテルなんかそうでもないですが)。
理由ですが、「トイレットペーパーが水に溶けないから詰まっちゃう」「流す水圧が弱いから詰まっちゃう」「下水管が細いから詰まっちゃう」「水が貴重だから」などの説が入り乱れているようで、正直よくわかりません。私は「下水管説」を聞いて、なるほどなるほどと思っていたのですが。「紙を捨てたら肥料にできないよ説」も思いついたのですが、他に賛同者はいないようです。
Don't throw paper down the toilet in Greece / heatheronhertravels
ちなみにYahoo!トラベルに載っていた質問によると、中国以外では中南米もトイレットペーパーを流すのは厳禁なのだとか。また2008年ロイターの記事に「台湾の地方当局、トイレットペーパーを流すよう住民に指導」というものが。悪臭ゴミを減らすという目的以外に外国人に悪いイメージを与えるというのが問題になったよう。でもこれまでは詰まるからって禁止されていたことを急に転換したことが不思議。トイレットペーパーの品質が向上して流せるようになったのかな?
さて、とりとめもなく続けて参りましたトイレ話。中国でも盛り上がっているだろうとの読みで書き始めたところさっぱりだったため、なんともしまらない話で終わってしまいました。ま、下の話だけにご容赦を。
「トイレにゴム手袋を流した者がいる。浄化設備が壊れて修理が大変だった。二度とこのようなことが無いように注意のこと」
との内容が、日本語とポルトガル語で書かれていた。
この工場には日系ブラジル人が多数働いている。
ブラジルではゴム手袋を平気で流す?
現場の作業者に聞いて見たら
「誰かゴム手袋を落としたのだが、ウンチが付いて汚くて取れないので、流したみたいだ」
と言っていた。
日本の水洗トイレでも、さすがにゴム手袋は流せないようだ。