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2010年08月25日
25日付財新網によると、問題の航空機はブラジル・エンブラエル社製のE190型機。2008年に中国の航空会社に導入されたばかりだっ た。事故が起きた伊春空港は2009年8月の開港。同空港に路線を持つ南方航空黒竜江省支社は、開港直後、不慣れな新空港のリスクを考え、夜間及び降雨時 のフライトを禁止するよう通達していた。救援作業の指揮を執る黒竜江省公安庁の孫邦男(スン・バンナン)副庁長は取材に答え、事故当時、空港には霧がか かっており、視界は300メートル以下だったと話している。なお現時点で当局は事故原因の詳細を発表していない。