中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
第2回 なぜ日系企業でストが起きるのか 本当の理由を話します:日経ビジネスオンライン
こちらは中国人の日系企業社員、元社員による座談会。「日本企業はケチ。給料上げないし。中国の物価上昇に気づいていないのか?」「日本人のボスはみんなにハブにされているよ」「両面コピーで節約とかバカか?中国のコピー機でそんなことしたらぶっ壊れるっつーの」「通勤用バスも用意しないくせに、遅刻厳禁とは片腹痛いわ」などなど、好き放題言いやがってとむかつく一方で、なるほどと思わされるお話がいっぱい。
中国怖い!中国怖い!と煽るような部分もありますが、まあ、そもそも外資の進出って、どこの国でも現地とのいざこざがあるもの。我らが日本だって、ヤクザに、談合に、腹芸に、宴会にとジャパンルール満載だったわけで。
おまえら、素直に市場開放せんかいと母国の力を借りて圧力をかける「砲艦外交モード」も今の中国様には通用しませんし。それが炸裂したのが19世紀中国であり、「もはやあの屈辱は味わわぬ」という中国の臥薪嘗胆力が開花したというところでしょうか。
というわけで、タイトルはともかく、中身充実の連載「『これからは中国』でホントに大丈夫?=沸騰する進出ブームの裏側」。次回も楽しみです。