中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
2010年08月30日
見たところ機能自体は普通の雇用仲介サイトなんですが、B2Cサイトのアカウントが使えるというのが面白いところ。中国ネット市場を制する膨大なユーザーが「あー、自宅でひきこもりしながら働けるんだー」という真実に気づけば、大量のひきこもりワーカーが誕生するんじゃないか、と。
翻訳を仕事にしている私もひきこもりワーカーなので仲間が増えるのは嬉しい!というのは別にしても、在宅ネットワークが広がることで、雇用が増えるのならばそれはいいことなんじゃないかな、と。
欲を言えば、定期雇用の斡旋だけじゃなく、Elanceみたいなフリーランス仲介サイトにしてくれたらいいんですが。専門技能を手軽に売り買いできるようになれば、零細企業でも簡単に外注できますし、レベルの高い技術者も条件のいい仕事をつまみぐいできるようになるわけで。B2B、B2Cサイトが中小企業の可能性を切り開いたような革新が生まれるんじゃないかな、と。
といっても、フリーランス仲介サービスは中国にもちゃんとあったはず。最近、さっぱり噂を聞かないので、サイト名を忘れてしまいました。もし知っている方がいたら教えてくださると助かります。