中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
「主要な税金だけで、増値税、消費税、営業税、企業所得税、個人所得税、資源税、都市土地使用税、都市不動産税、都市維持保護建設税、耕地占用税、土地増値税、車輌購置税、車船税、印紙税、契約税、タバコ税、関税、船舶重量税、固定資産投資方向調整税と19種類」もあり、しかもその税率は安くないとのこと。
さらに、昨夏には「金融危機で税収が危ない」と、中国政府は徴税強化を指令。「全国の税務署は、秦の始皇帝の時代を髣髴させる苛酷な取り立てに出たのである。納税に関しては「優等生」で知られるわれわれ北京の日系企業にも、次々にマルサが入り、駐在員の日本での個人資産に課税しようとしたり、所轄でない地域の税務署が取り立てにやって来るなど、笑えない話がいくつも起こった」と笑えるような笑えない話も紹介されています。
また所得上位20%の富裕層が個人資産の80%を所有しているという格差社会にもかかわらず、個人所得税に占める富裕層の負担分はなんと10%以下。「究極の"脱税(節税?)大国"」でもあるとのご紹介も。
次から次へと目からうろこのエピソードが紹介されている、まさに良記事。中国に興味がある方には、絶対にオススメですっ!!!