中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
2010年09月06日
今や中国企業がハリウッド映画のスポンサーになるのは珍しいことではない。昨年のヒット映画「トランスフォーマー2」では、街中のシーンで中国衣料品メーカー・Meters bonweの広告がでかでかと映し出されていた。森馬服飾のスポンサー契約を仲介した企業は、今後もハリウッド映画との提携を積極的に推進すると表明。最終目標は人気映画シリーズ「007」のボンドカーを中国車にすることだという。
ハリウッド映画へのスポンサードは、中国企業にとって世界にアピールする絶好のチャンス。一方で米国市場の観客動員数が頭打ちとなるなか、ハリウッド側も新たな市場と資金確保の機会をうかがっている。ロサンゼルスのある映画制作会社は、中国のあらゆる業界はハリウッドにとっての「金鉱」だと話す。「わたしたちが(金融危機によって)受けた打撃は小さなものではありません。生き残ろうとするならば、今までの枠組を越えた発想が必要なのです」と中国との提携の意義を話している。
*上記記事はレコードチャイナに掲載されたもの。
でも、映画の中の看板なんかが中国語だらけになると、ちょっと萎えますね^^;