中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
2010年09月17日
13日、カリフォルニア州のアーノルド・シュワルツェネッガー知事が日本を訪問。東京から大宮まで新幹線に試乗したが、日本側はなんと菅直人首相本人が帯同、積極的にアピールした。シュワルツェネッガー知事も新幹線には高い評価を与えている。また日本国土交通省は、米カリフォルニア州高速鉄道プロジェクト 受注のため巨額の融資を実施する用意があるとも表明している。
15日には中国鉄道部の何華武(ホー・ホアウェイ)総エンジニアもブルームバーグの取材に答え、線路敷設から列車、そして建設費の融資まで含めてパッケージプランを提供する準備があると発言した。
D305 - Beijing to Shanghai train / gmoorenator
米当局によると、カリフォルニア州のプロジェクトに入札を表明した企業は10社を超えるという。なかでも日本と中国、そして韓国はプロジェクトへの融資もセットで提供する意向を示すなど、積極的な売り込み攻勢を続けている。
*上記記事はレコードチャイナに掲載されたものです。