中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
2010年09月17日
なんだか不思議な話。軽い交通事故を起こした翌日に相手が包帯ぐるぐる巻きで登場したような感じというか。
■船首右側に経緯不明の穴尖閣諸島沖で海上保安庁の巡視船に衝突し、15日朝に中国福建省晋江の母港に戻ったトロール漁船「ビン(門がまえに虫)晋漁5179」は、船首部分に2 カ所の穴が開いていた。地元漁師は「衝突でできた」と主張したが、海上保安庁は「漁船の穴は、石垣港での検証では確認されておらず、巡視船と衝突した際に できたものではない」として事件との関連を否定している。
拿捕(だほ)された漁船が石垣港に到着した際には穴がなかったことは、当時の写真からも確認できる。経緯は不明だが、石垣港出発後、帰国までの間にできたと見られる。
同庁は事件当初から、「漁船の左舷側が巡視船に接触した」と発表していた。
衝突事故直後から、中国メディアではまるで見てきたような「詳細な」衝突の説明を掲載していましたけど、まさか説明に合わせて穴を開けたんじゃないよね?ね?あるいは穴を開けるところを間違えたとか……。
とまあ、あらぬ妄想をしてしまうほど不思議な穴。これからなにかの証拠立てに使われたりするんでしょうか?
ttp://news.xinhuanet.com/world/2010-09/13/c_12547618_8.htm
写真を撮影した季春鵬という記者は行方不明になりそうですね。