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病院治療後61人が体調不良訴え=原因は「ニセ薬品」と判明―上海市

2010年09月23日

2010年9月22日、上海市食品薬品監督管理局は、注射を受けた患者61人が目の腫れや視力の低下を訴えた上海市第一人民眼科事件について、ニセ薬品の使用可が確認されたと発表した。新華網が伝えた。

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今月6日と8日、計116人の患者が上海市第一人民医院眼科で、アバスチンの注射を受けた。うち61人に目の腫れや視力の低下などの症状が現れ、入院治療を受けたという。アバスチンは抗がん剤として開発されたが、現在では加齢性黄斑変性や糖尿病性網膜症の治療薬としても使用される。

事件後、上海市食品薬品監督管理局は調査を開始。製造メーカーのロシュ社及び上海薬品鑑定機構に押収されたアバスチン4本の鑑定を依頼したところ、製造番号「B6001B01」のアバスチンはニセモノであることが判明した。調査結果を受け、刑事事件として司法機関による調査が始まったという。また上海政府関係部局は、問題の薬品を使用している病院と個人を調べ上げ、厳正に処罰する方針だ。


*上記記事及び写真はレコードチャイナに掲載されたものです。

(Chinanews)
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