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華麗すぎる転身!卓球の元名選手、英国で博士号を取得し検索サイトトップに就任―中国紙

2010年09月23日

2010年9月21日、第一財経日報は、検索サイト「人民網捜索」の新総裁として、元女子卓球中国代表選手の鄧亜萍氏が就任する見通しだと報じた。

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*人民網捜索のトップページ。

鄧氏は1973年生まれ。卓球中国代表として活躍し、五輪金メダル4個、世界選手権金メダル18個を獲得した「卓球の女王」だ。引退後はスポーツ選手としての特別待遇で清華大学に入学。当初はアルファベットを書くことすらおぼつかなかったと言うが、努力を重ねて学士号を取得。その後、英ノッティンゲン大学で修士号、英ケンブリッジ大学で経済学博士号を取得している。2009年4月、共産党青年団北京市委員会副書記の要職についた。

競争が激しいIT業界では人材引き抜きは日常茶飯事。しかし卓球界の名選手がトップに就任することはまれだと第一財経日報は評している。ただし具体的な業務は副総裁らが支えることになる。

人民網捜索は中国共産党の機関紙・人民日報が開発した検索サイト。中国国営通信社の新華社も先日、中国移動通信と提携して検索サイトを設立するなど、中国大手官制メディアの検索サービス進出が続いている。中国ITコンサルティング企業・iResearchによると、2010年第2四半期の検索エンジン市場は前年同期比53.2%増の26億4000万元(約333億円)に達した。しかし百度、グーグルの二大巨頭が90%以上のシェアを占める寡占状態が続いている。

*上記記事はレコードチャイナに掲載されたものです。

(Chinanews)
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