中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
2010年09月25日
「息子よ、もっと喜びなさい。お父さんは帰ってきたぞ。」そう言って抱き合うジャン氏家族。この光景を写真に納めようと絶え間なくフラッシュが炊かれた。「お疲れでしょう?」との記者の問いかけには「疲れました。しかし帰ってきたら疲れも吹っ飛びましたよ」と返答。「お気持ちはいかがですか?」「まあまあです」と答え、「釣魚島(尖閣諸島)は中国のものです。漁をすることは合法です。国家に、共産党に、全国民に感謝します。みなさんのご配慮に感謝します」と続けた。
拘束期間中、日本側は日本領海に侵入したことを認めるよう繰り返し求めてきたが、断固として拒否を続けたとジャン氏は明かした。帰宅後、まずしたいことはなんですかとの問いには「釣魚島に行って漁をしたい」と答えている。
*上記記事はレコードチャイナに掲載されたものです。