中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
2010年09月28日
中国は2007年10月に月探査衛星「嫦娥1号」を打ち上げた。月周回軌道からの探査、立体地図の作成が任務だった。中国の月探査プロジェクトは(1)周回軌道からの探査、(2)無人機器の月面着陸、(3)無人機器の月面着陸とサンプル回収及び地球への帰還という3段階の目標が設定されている。
今回の「嫦娥2号」は実質的には「嫦娥1号」のスペア機で、より月面に近い軌道からの探査を担う。運用期間は半年間を予定。第2段階の目標である月面着陸は「嫦娥3号」以降の課題となった。
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「嫦娥1号」とほぼ同任務(より月面に近づき、解像度の高い写真を撮影するとはいえ)の衛星を打ち上げるって、「嫦娥1号」にはなんかのミスがあったのでしょうか。運用期間中の報道が結構少なかったように記憶しているので、気になっていたんですよね。
まあ、日本のJAXAなんかよりよっぽど金持ちの中国ですので、「無人機着陸まで時間が開いちゃうし、もう1本上げとく?」ぐらいのノリなのかもしれませんが。
詳しい人の解説読みたいですね。
*上記記事はレコードチャイナに掲載されたものです。