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胡錦濤は値切りの達人だった?!中共の大ポカに中国ネット民がツッコミ、大騒ぎに―中国

2010年09月30日



lamahu01 / Ryan M Mclaughlin

※イメージ。

本ブログの記事「尖閣は日本領?それとも中国領?領有権を確かめる31の方法―中国の政治ジョークをご紹介」や「<尖閣問題>元AV女優の紅音ほたるさんがツイッターで友好メッセージ=中国ツイ民に大反響」 がツイッターで多くのリツイートをいただくなど好評なようで。ありがたやありがたや。

調子にのって、今回も中国ネットユーザー絡みのお話をご紹介。

2010年9月27日から、北京市の中国国家博物館で「廉政文物展」というのを開催しているようで。古代の廉官(清廉な官僚)から中国共産党初期の大物ゆかりの品までいろいろと展示。

で、目玉はこちら。「2002年12月、胡錦濤国家副主席(当時)が河北省石家荘市平山県西柏坡を視察した時に、自費で飯代を支払った証明となる領収書」であります。

20100930_lianguan

国家副主席の飯なのに、金額はわずかに30元(約373円)!菅直人首相のラーメン・餃子・レバニラセットのパフォーマンスなんぞ屁でもありませんな。

ところが、この写真を掲載した中国メディアの記事が軒並み削除されています。なぜか?領収書をよーく見ると理由がわかります。

分かりました?

私は最初、写真を見た時には全然気づきませんで。中国ツイッター民の書き込みでようやく気づいたのですが……。お恥ずかしい限り。

で、回答なのですが、領収書の右端の金額は「30元」になっているのですが、その一つ隣にある単価がなんと「65元」になっているのです!ありえねー!

一部ネットユーザーは「胡錦濤すげー!値切りのプロだぜ」と大絶賛。私は半分しか食べなかったんじゃないかと思うんですけど(笑)。

ネットユーザーの指摘でミスに気づいたのか、ニュースサイトには検閲の嵐が吹き荒れることに。まだ、動画サイトやネット掲示板に残っているケースが結構ありますけどね。

さらにさらに。ニュースの検閲だけでは済まず、「廉政文物展」自体が延期になってしまったとのこと。開催日時は未定とのこと。前売り券の払い戻し問題も浮上したりして、えらいことに。領収書「制作」担当者の凡ミスでしょうが、どんな責任をとらされることやら。

この騒動、「中国ネットユーザー大勝利!」ってところでしょうか。

(Chinanews)
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