中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
2010年10月05日
広東省では毎年5、6月、殺人アリ・ファイアーアントの活動が最盛期を迎える。杭州のある大学では、学生寮前に盛り上がった土山のように見えるファイアーアントの巣ができていた。もし何の気なしに巣を壊すようなことがあれば、大変なことが起きる。ファイアーアントはアルカロイド系の毒を持ち、刺されれると最悪、死にいたることもあるのだ。
こうした直接的な被害だけではない。もし外来生物の侵入が進めば、中国の農業、自然環境が破壊され、全中国人に大きな影響をもたらすことすら考えられる。侵入の防止に努めるとともに、各人がこの問題を深く認識することが必要だ。
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子どものころはどんな虫でも平気でつかんでいたのですが、今や大の苦手に。実家にスズメバチの巣ができた時など、自分も弟も震え上がり、結局母が駆除してくれました……。母にはいまだに恨み言を言われます。
というわけで、殺人アリとか言われるとチョー怖いのですが!とはいえ、ググったところでは、中国本土に死亡例はないよう。米国、台湾の死亡例が百度百科に載ってました。ファイアーアントについてはこちらのサイトが詳しいです。撃退方法ないのか~~~。
普通のアリと違って、追い払おうとすると逆に立ち向かってくるそうで。体によじ登ってくるので注意らしいのですが……。もうホラー映画の領域ですね。
*上記はレコードチャイナ掲載記事を許可の上、転載したものです。