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2010年10月05日
汚い河川、湖で育った稲田ガニは残留農薬などが懸念される。また「カニ洗い粉」を使うことでカニは弱ってしまうが、死亡すると腐敗する過程でヒスタミンが発生。食中毒を誘発する。ニセモノをつかまされないように注意する必要もあるが、ニセモノ防止のマークまで大量に偽造されており、見分けることはきわめて困難だという。
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上海ガニと呼ばれるチャイナモズクガニは生命力が強く、いたるところで採れるそうで(最も私が住んでいた天津市では汚染でほぼ死滅したみたいですが……)。しかし、その中でも陽澄湖産の大閘蟹は超高級ブランドで値段が違うようです。関サバみたいなものかな。
同じものなのに値段が違うとなれば、ニセモノが横行するのはもはや必然。本物はなかなか手に入らないようです。「俺はブランド物しか食わねぇ」とかっこつけて、高い値段を払った上で健康まで害したら……と思うと、なんかもう上海ガニ自体を食べる気が失せてきた……。ちゃんと高級店に行けばいいんでしょうけど。
*上記はレコードチャイナ掲載記事を許可の上、転載したものです。