中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
2010年10月08日
ノーベル平和賞は人権に関する賞ではない。その主旨は民族の和解、軍縮、反戦にあり、基準がゆるめられることはほとんどない。だから劉暁波が受賞できなかったとしても苦々しく思ったりする必要はないのだ。なに、受賞できなかったとしても12月にはサハロフ賞がある。こちらは間違いない。獄中にある人権運動家・劉暁波がノーベル平和賞を受賞できるのか、が中国語圏ツイッターのトップニュースになっていますね。(追記:劉暁波氏はきっちりノーベル平和賞を受賞しちゃいました。こちらのツイートの予想は大外れに。)
http://twitter.com/chuwangtai/status/26624974152
思うに、中国の月探査計画を「嫦娥」と呼ぶのは間違っている。嫦娥が月にいるものではないか。我々のロケットは月まで行って嫦娥に会うのだから、「猪八戒」と呼ぶべきだ。猪八戒1号に昨夜打ち上げられた猪八戒2号。このほうが正しいでしょ。嫦娥は月に住む仙女。この嫦娥に言い寄ったために天界を追放された神である、西遊記の猪八戒のほうが、月探査ロケットにふさわしいのではというネタ。
http://twitter.com/yuanshuai171/status/26154405445
白虎頭村の強制取り壊しに反対するスローガンは「政府が違法をはたらくというのならば、俺たちは命を賭ける」劉暁波ネタと同じく注目されている白虎頭村のお話。経緯についてはこちらを参照してください。
http://twitter.com/maxiaopeng/status/26630467195
非暴力主義を喧伝する輩は現地を見て来ればいいのに。 RT @liuweilawyers まもなく北海市白虎頭村の強制取り壊しが行われる。村民は手製のパチンコと火焔瓶を準備。胸が痛む事態だ。
http://twitter.com/laowu1989/status/26631977930
白虎頭村の強制取り壊しは、世界に次のようなメッセージを送るものだ。政府は尖閣諸島に日本人が住むことは容認できるが、中国人が自分の土地に住むことは許せない、と。
http://twitter.com/pufei/status/26637746020
白虎頭村は現在、暴力的な強制取り壊しが行われている。なんだか中国の反政府分子がノーベル平和賞を受賞することを支援しているようじゃないか。
http://twitter.com/pufei/status/26639812176
おそらく、(中国外交部報道官の)姜瑜は今晩、鏡を見てセリフの練習をしているんじゃないか。まずは、いかつい顔を浮かべての 「ノルウェー政府の中国に対する内政干渉に強く抗議する」という言葉の練習。それから笑顔で「中国政府と人民は***氏のノーベル平和賞受賞を祝福する」 というバージョン。
http://twitter.com/pufei/status/26649715427
明日の午後5時、もし「今回のノーベル平和賞受賞者は……」とニュースを伝える新浪網の携帯メールを受け取ったなら、もう見る必要はないよ。劉暁波は受賞できなかったってことだから。もし5時5分までメールが来なければ、すぐに受賞したかどうかネットを見るべきだ。
http://twitter.com/mranti/status/26653923431
清朝が憲法制定を準備していた時にも、一応、欽定憲法大綱が存在し、9年間のタイムスケジュールもあった。行動が見えずとも仕方 ないが、まず政治改革綱領を明かし、どこから着手するのか明確にするべきだ。それがまだたんなる考えに過ぎなかったとしても、誠意があるといえる。いつま でも「政改」の2文字を見るだけでハイになるってわけにはいかないんだよ。
http://twitter.com/chuwangtai/status/26654308162
(大手ポータルサイト)捜狐のトップニュース「海南省18県・市のうち16が被災=村民は家を出なくとも魚が捕れるように」(http://sinaurl.cn/h4MQWa)。記者はニュースを学ぶべきだと提案したい。洪水で村が沈んだ時にこんなタイトルをつける国って、世界のどこにもないぞ。このままだと、こんなタイトルまでつけるようになるんじゃないかと不安になる。「海南省の人民、集団入浴が可能に。ついでに無料で家具も洗える」……!海南省の洪水を伝えるニュースにつけられた不謹慎タイトル。出稿元は「新京報」。まだタイトル差し替えられてないんだけど、誰にも怒られていないのかな。
http://twitter.com/yanghengjun/status/26707997569