中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
2010年10月15日
また、学校や宗教施設から一定範囲内での営業は禁止することもまとまったほか、これまでに何度も提案されてきた「セックスワーク専門地区」の設立については、蔑視につながるとして退けられた。
商業登記を必要とするかについては結論がでなかった。売り上げが少なく課税対象にならないケースが多いことから不必要とする意見と、登記をしなければ労働保険や性病予防、健康保険などの支援が受けられないとして必要だとする意見とが分かれた。専門的な法律が必要についても意見は一致していない。
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難しい話なので、相当慎重に訳したつもり。詳しい話は専門家のブログ「中国女性・ジェンダーニュース+」さんがやってくれるんじゃないかなと他力本願モードであります(文末参考リンクも参照)。
軽く感想だけ話すと、こういう話をすると、大上段で社会的効果(セックス弱者の救済とか、闇社会との癒着を立つとか)を語るような人が多いような印象を受けますが、セックスワーカーが蔑視されないようにとの配慮が本筋になっているような印象を受けたので、そこには好感を持ちました。
しかし、台湾というと、日本以上にお堅い人もたくさんいるようなイメージがあるのですが、どうなんでしょ?専門家と官僚の検討会でまとまった話がこのまますんなりまとまっていくのかしらというのはちょっと疑問。
興味はありながらも全然わかっていない話なので、さっぱりいいコメント書けません。背景分かっている人、誰か教えてください(笑)
<参考リンク>
・中国女性・ジェンダーニュース+ 売買春・セックスワーク
・中国女性・ジェンダーニュース+ 台湾の大法官会議:「売春を罰して、買春を罰しない」条項は「違憲」
・中国女性・ジェンダーニュース+ 台湾:売買春の「専区」を設置する方針と人権・女性団体