中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
2010年10月17日
2009年、トヨタは日本でカローラ23万5000台を製造、うち14万台を輸出した。同年、海外で製造されたカローラの台数は81万5000台。すでに日本に頼らない体制作りは完成している。トヨタは米国、英国、フランス、中国にカローラの生産拠点を保有しているが、そのうち中国だけでも40万台の生産能力を持つ。たとえ中国で年24万台が販売されたとしても、十分に輸出できるだけの力があるという。
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「裾野が広い自動車産業が海外移転?!雇用激減やないかいっ。失業じゃ、失業の嵐じゃー」という話を聞いてはおびえ、「利益率の低いカローラなんか最初からいらんかったんや!国内ではレクサス作っとけばいいんや」という話を聞いてはそうだそうだとうなずくChinanewsです。あだ名は「疾風怒濤付和雷同」でお願いします。
本音を言えば、利益率が高い業種にシフトや!「騰篭換鳥」(広東省が掲げた経済政策。従来の零細加工業を移転させ、新産業の発展を図るというもの)や!という方向に一票入れたいのですが、デフレが続いている状況では絵空事のような。まずはそこをどうにかしようよ~~。