中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
2010年10月26日
連合早報重慶特派員・李韵琳によると、約1000人が午後、重慶市・朝天門広場に結集した。警察は解散させようとするも失敗。デモ隊は重慶の日本領事館に向け出発した。
参加者の多くは若者で、反日スローガンを書かれたTシャツを着ている。きわめて感情を高ぶらせており、反日のスローガンを途絶えることなく、叫び続けている。警察は各交差点でデモ隊の阻止を図っている。
26日付連合早報
今日、午前の記事「【速報】冗談つぶやいたツイ民まで拘束=本日の重慶反日デモ潰しに当局が見せた本気」でも伝えたように、ありえないほどの厳戒態勢をしいていたはずの重慶市。なんでそれでもデモが起きるのか?
若人のピュアハートが警察のガードを打ち破った?当局側にデモを止めようとする勢力だけではなく、起こさせようとする勢力がいる?ピュアハートだけでは警察力は突破できまいと思うので、後者かなともおもうのですが、正直予測外しまくりなので、私には何もいう資格はありません(キリッ。
ただね、気になるのは中国語ツイッターにあがってくる情報が外電の転載ばかりになった点。現地で実況するような人間のとりしまりにはある程度成功していると思うんですよ。ま、ツイッターでつぶやくとおうちにまで警官がやってくるということが明らかになれば、抑止効果も大きいと思いますが、それにしても現地ルポがないのをどう考えるべきか、うーん。
*追記
日経の記事。「中国・重慶で反日デモ 100人規模、徐々に拡大」「重慶の反日デモ、1000人規模に拡大 警察の制止かわす」。野次馬軍団が激しく加入し、1000人になったとのこと。野次馬軍団が加入すると暴力化することが多いが、今回は大丈夫だろうか?
著書『暴かれた中国の極秘戦略』で中国共産党政権による台湾乗っ取り戦略を描いた
袁紅冰氏が来日。台湾乗っ取り戦略の現況とともに、中国の対日本戦略を語ります。
尖閣諸島沖の衝突事件以来の日中関係の背後にあるものとは何か、そして中国はいっ
たい何を狙っているのか? 中国共産党政権内など中国内に余人をもって替えられない
情報網をもつ袁紅冰氏ならではの講演が聴けることでしょう。
■日 時: 2010年10月28日(木) 18:30~21:00(18:00開場) 定員70名
■会 場: 文京シビックセンター 区民会議室 5階会議室C
■使用言語:中国語(通訳有)
■主催: まどか出版
■お問い合わせ・お申込み
mail予約 adm@madokabooks.com [件名 袁紅冰講演会 お名前 ○○○]
電話予約 TEL:03-5814-9292 まどか出版 イベント係まで
■参加費: 500円