中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
2010年10月27日
このコラムに中国ネットユーザーは反発。あるネットユーザーは中国は世界のレアアース生産量の97%を担っているが、きわめて安価な価格での輸出を余儀なくされている。段階的に輸出を制限するのは当然のことで、しかも段階的に縮小するなど配慮を見せていると反論した。さらに過激な批判もある。別のネットユーザーはクルーグマンはならず者経済学者に過ぎず、コラムはたんなる妄言に過ぎないと怒りをあらわにした。
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クルーグマンの批判と中国ネットユーザーの反論がかみあってないのが泣ける(笑)。
ちなみに産経新聞が大喜びでクルーグマンのコラムを取り上げています。
・【環球異見】中国のレアアース輸出規制 「これではならず者経済大国だ」NYタイムズ (1/3ページ) - MSN産経ニュース
・【湯浅博の世界読解】新しい覇権国は好き勝手 (1/3ページ) - MSN産経ニュース
中国国内企業が利益を上げるために、環境破壊を繰り広げ、資源の枯渇や過剰生産を恐れずに争って生産してきたのは事実。我々先進国の住民は、環境破壊を顧みない採掘の恩恵を受けてきたわけで、それが是正(レアアースの産出量減少及び価格上昇)されるのは仕方ないところだと思いますけどね。
それとは別に、レアアースを報復手段として用いるのは論外。国内企業にだけ売るのもやっぱりおかしい。報復・自国企業保護というダメダメな話と悪徳企業・乱開発の規制をごっちゃにしている話が結構多いような気がしますね。
*上記記事はレコードチャイナの許可を得て転載したものです。
著書『暴かれた中国の極秘戦略』で中国共産党政権による台湾乗っ取り戦略を描いた
袁紅冰氏が来日。台湾乗っ取り戦略の現況とともに、中国の対日本戦略を語ります。
尖閣諸島沖の衝突事件以来の日中関係の背後にあるものとは何か、そして中国はいっ
たい何を狙っているのか? 中国共産党政権内など中国内に余人をもって替えられない
情報網をもつ袁紅冰氏ならではの講演が聴けることでしょう。
■日 時: 2010年10月28日(木) 18:30~21:00(18:00開場) 定員70名
■会 場: 文京シビックセンター 区民会議室 5階会議室C
■使用言語:中国語(通訳有)
■主催: まどか出版
■お問い合わせ・お申込み
mail予約 adm@madokabooks.com [件名 袁紅冰講演会 お名前 ○○○]
電話予約 TEL:03-5814-9292 まどか出版 イベント係まで
■参加費: 500円