11月3日午後2時、広東省広州市と仏山市を結ぶ広佛地下鉄1号線(の1一部)。午後からの開通にもかかわらず、3日の乗客は17万人に達したと見られる。
開通初日の大混雑。4日付羊城晩報(http://news.xinhuanet.com/fortune/2010-11/04/c_12738171.htm)はその理由として、(1)開通初日に乗ってみたいという客が多かったため、(2)仏山市に向かう旅行客が多かったこと、そして(3)運賃が無料だったことの3点をあげている。
※地下鉄に向かう行列。
今月12日には広州アジア大会が開幕するが、広州市ではこの間、地下鉄やバスなど公共機関が全て無料という思い切った施策を打ち出した。マイカー通勤者を公共機関に誘導する狙いがあったと見られるが、しかし逆にバスや地下鉄が人であふれるという「誤算」に見舞われている。
※タダより安いものは無し。
※混雑する車内。
アジア大会を訪れる外国人観光客にとって大渋滞も困るが、主な交通手段である地下鉄やバスがぎゅうぎゅう詰めというのも困りもの。北京五輪、上海万博に負けない大成功を狙う広州市が、新たな対策を導入するのか、注目される。
(Chinanews)
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