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格安航空会社・春秋航空の快進撃と航空便遅延補償金規定

2010年11月04日

今、LCC(ローコストキャリア)が熱いっ!

中でも日本中をあっといわせたのは中国の春秋航空。茨城・上海間片道4000円という価格はみなの度肝を抜きました。日本での快進撃はさらに続き、来年3月には高松・上海便開通で合意。さらに熊本も春秋航空誘致に動いているとか。いや、もうもてもてですね。


?机? / wike


ま、LCCは基本的に短中距離路線なので、座席の狭さとかは我慢するとしても、遅延や欠航なんていうのがあると気になりますよね?私も以前、安さにひかれてパキスタン航空に乗ったことがあるのですが、成田でなんと12時間待ちというイジメにあい、泣きそうになったことに。こうした不安をひょっとしたら解消してくれるかもしれない規定が中国に登場、注目を集めています。2010年11月3日付成都商報より

11月1日に中国航空運輸協会が発表した規定では、航空便遅延の場合には現金で補償することと規定しています。いろいろと細かい規定があるのですが、要点だけまとめると以下のとおり。

・1~4時間以内の遅延の場合は旅客に食事を提供すること。

・4時間以上の遅延には休憩場所を提供し、300元(約3600円)分のチケット代割引などの補償か、現金200元(約2400円)を支払うこと

・8時間以上の遅延のには450元(約6750円)の割引か、現金300元(約3600円)を支払うこと

中国での航空機遅延といえば、航空会社との激しいバトルがつきもの。怒り狂った乗客が暴動状態になることもありました。賠償規定が明文化されたことで、話をつけやすくなるのではないでしょうか。また、損失を避けるため、航空会社も極力4時間以上の遅延を避けてくれそうです。

やったぜ、これで安心して春秋航空に乗れる!とガッツポーズする私。そこにこんな文字が目に入ってきました。

全ての航空会社に遅延補償基準は適用される。(ただし春秋航空はのぞく

なんで?!

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 コメント一覧 (2)

    • 1. 犬彦うがや
    • 2010年11月04日 21:50
    • スタントマンやプロレスラーが普通の保険に入れないみたいな
    • 2. Chinanews
    • 2010年11月04日 23:22
    • >犬彦うがやさん
      www 春秋航空はどれだけキワモノ扱いなんだ?!

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