• お問い合わせ
  • RSSを購読
  • TwitterでFollow

<広州アジア大会>謎の競技「囲碁ミックスダブルス」、韓国の美形棋士が反則負け

2010年11月22日

アジア大会、見てますか?

正直、忙しすぎてあまり見られないのですが、あまり普通には見られないマイナースポーツのテレビ放送があるのは嬉しいですよね(といってもBSだったりするのですが)。

20101122_weiqi4
広州アジア大会公式サイトより。なんのマークなんだよ?!と悩むものも。

20101122_weiqi5
広州アジア大会公式サイトより。カバディのアイコン。将来、鬼ごっこがアジア大会種目になった時、アイコンの区別に困りそうです。

で、今回、新たに大会種目に加わったものに「チェス、囲碁、中国将棋」があります。中でも注目は囲碁のミックスダブルス。

20101122_weiqi2
*新浪網の報道。

20101122_weiqi1
*連合報の報道。

お正月特番じゃないんだから、ミックスダブルスは要らなかったんじゃないかと思ったり。1手ずつ交代で打つのですが、パートナーとは一切コミュニケーションをとることが禁止されています。日本代表はマスクを着用。反則負けをとられないようにするための「奇策」でしたが、結果は出なかったようで。

20101122_weiqi6
*新浪網の報道。タイトルは「囲碁会場に驚きの『マスク棋士』=日本王者が北朝鮮アマチュア棋士に敗退」。

20日、このアジア大会囲碁ミックスダブルスで事件が。中国の劉星、唐奕組対韓国の朴廷桓、李瑟娥の一戦でのことです。終盤に入り、中国側の勝ちが見えてきたところで、韓国側はまったく無意味な地点に着手し、露骨な時間稼ぎを始めたとのこと。

なんと大会規定によれば、時間切れは即敗北。時間が切れたら「1手30秒以内でお願いします」などというぬるい規定はないようで。アマチュアの大会みたいですね。って、日中韓台以外の参加選手はみんなアマチュアでしょうから、これでいいのかな?最終的に、韓国の時間稼ぎにキレた中国代表が抗議。韓国ペアは反則負けとなりました。

ちなみに、韓国ペアの女性棋士・李瑟娥さんは、韓国代表団の中でも一二を争う人気選手だそうで。

20101122_weiqi3
*網易の報道。韓国の李瑟娥選手。

普通にかわいいかな。網易の記事は、反則負け事件の話を捨て置き、李瑟娥さんのエピソードばかり。「囲碁界は内向的な人が多いのに、彼女は人前に出るのが好き」「試合前にはいつも瞑想する」などなどどうでもいいネタを紹介しています。ありがとうございました。ちなみに、反則負け後、落ち込んだようすだった李さんですが、韓国メディアを見ると、いつもの微笑みを浮かべてあいさつしたとのこと。

うーん、礼儀正しいのはいいけど、いいのかそれで?!


(執筆者:Chinanews) Twitterアカウントはこちら
*記事についての情報や間違いなど教えて頂けると大変助かります!コメント欄か、メール(kinbricksnow●gmail.com、●を@に変えてください)でお願いします。


<過去記事>
Kinbricks Now:「民主主義的体育」の挫折とは?!「知られざる中国スポーツ」

Kinbricks Now:【サッカー日中戦】3対0で日本圧勝、中国ファンは落胆=謎の中国最強秘密兵器の動画もご紹介

Kinbricks Now:【写真】女子バレー日本代表、32年ぶりのメダル=中国は10位と低迷【日中美人選手対決】

Kinbricks Now:日本人選手参加の格闘技イベントがドタキャン=原因は「主催者の資金横領」―中国・マカオ

Kinbricks Now:体操・北朝鮮代表の年齢詐称を正式に認定=2年間の試合出場禁止処分に―FIG

コメント欄を開く

ページのトップへ