中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
2010年11月22日
*連合報の報道。
お正月特番じゃないんだから、ミックスダブルスは要らなかったんじゃないかと思ったり。1手ずつ交代で打つのですが、パートナーとは一切コミュニケーションをとることが禁止されています。日本代表はマスクを着用。反則負けをとられないようにするための「奇策」でしたが、結果は出なかったようで。
*新浪網の報道。タイトルは「囲碁会場に驚きの『マスク棋士』=日本王者が北朝鮮アマチュア棋士に敗退」。
20日、このアジア大会囲碁ミックスダブルスで事件が。中国の劉星、唐奕組対韓国の朴廷桓、李瑟娥の一戦でのことです。終盤に入り、中国側の勝ちが見えてきたところで、韓国側はまったく無意味な地点に着手し、露骨な時間稼ぎを始めたとのこと。
なんと大会規定によれば、時間切れは即敗北。時間が切れたら「1手30秒以内でお願いします」などというぬるい規定はないようで。アマチュアの大会みたいですね。って、日中韓台以外の参加選手はみんなアマチュアでしょうから、これでいいのかな?最終的に、韓国の時間稼ぎにキレた中国代表が抗議。韓国ペアは反則負けとなりました。
ちなみに、韓国ペアの女性棋士・李瑟娥さんは、韓国代表団の中でも一二を争う人気選手だそうで。
*網易の報道。韓国の李瑟娥選手。
普通にかわいいかな。網易の記事は、反則負け事件の話を捨て置き、李瑟娥さんのエピソードばかり。「囲碁界は内向的な人が多いのに、彼女は人前に出るのが好き」「試合前にはいつも瞑想する」などなどどうでもいいネタを紹介しています。ありがとうございました。ちなみに、反則負け後、落ち込んだようすだった李さんですが、韓国メディアを見ると、いつもの微笑みを浮かべてあいさつしたとのこと。
うーん、礼儀正しいのはいいけど、いいのかそれで?!