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【動画】富野由悠季監督の危険球発言と北京大サークル制作のガンプラムービーをご紹介【トミノ監督北京に立つ!】

2010年11月28日

あのガンダムの富野由悠季監督が北京大で講演会を開いていました!

20101128_tomino1
*和訊網の報道。

講演は北京大学日本言語文化学部と明治大学国際日本学部の共催による「日本アニメマンガ文化ハイレベル講座」の第2回。ちなみに第1回は今年5月、『少女革命ウテナ』の幾原邦彦監督を招いて開催された(幾原監督のブログで北京行きについて触れています。6月5日付6月14日付の2回)。テーマは「いかにして商業アニメ」を成功させるかだったとのこと。

富野監督の講演は満席の大盛況。ガンダムの30年間、ガンダムシリーズの魅力、ガンダムの魂などについて熱く語った。各作品、キャラクターを振り返るため、スクリーンに各作品の主人公、ヒロイン、そして赤い彗星のシャアが映し出された時には、会場は沸騰。拍手と怒号のような歓声が絶えなかったそうで。(11月25日付和訊網を参照)(日本メディアでは共同通信が配信しています。日刊スポーツ掲載記事

中国語ツイッターをググってみると、「よっ、トミノ節!」と拍手したくなるような危険球発言もあったよう。

(中国アニメに対する感想を聞かれ)「ここ数日、テレビで中国のアニメを見ましたけどねぇ。うーん。アニメの制作者も生活しないといかんもんですから。こういう作品を作らないといけない苦しみと事情はよくわかりますよ」(会場は爆笑、万雷の拍手)

なお、講演の一部はこちらで見ることができます。30分弱で講演の一部のようですね。翻訳者をはさむ外国での講演だけに、富野監督もきっちり原稿を作っているようで。日本での「放談」モードの講演よりもわかりやすいかもしれません。

さて、次は迎え撃つ「中国ナンバーワン大学」北京大学のオタクたちの実力をちょろっとご紹介。

富野監督講演会の前に、北京大学のアニメサークルが制作したショートムービーが上映されたとのこと。制作したのは北京大学のアニメサークル・元火動漫社。

北京大学元火動漫社(PKU Original Fire Animation and Comics Association)。略称は北大元火動漫社。1998年10月28日に設立された、北京大学でも著名な学生サークル。すでに12年の歴史を持つ。サークル会員は2800人余り。学内メンバーだけで800人を数え、北京大学本部及び医学部をカバー。技術部、実践部、アニメ研究部、コスプレ部、模型周辺部の5部門から形成されている。原初の火は燎原を作り出すことができる。これこそ、同サークル創立の精神であり、原初の火は今も燃え続けている。

元火動漫社(百度百科)
2800人!これはすごそう。で、その動画がこちら。



おー、最近のガンプラは作りが細かいですね。結構よくできていますし、「ガンダムが好き!」という気持ちもばっちし伝わってきます。でも、なんていえばいいんでしょうか。きれいすぎるというか、魂が伝わってこないというか。個人的には日本の大学生(当時)が作った伝説のショートムービー「機動戦士3Dガンダム」に軍配をあげたいところ。



それにしても、楽しそうなサークルですね。こちらには「ブリーチ・コスプレ劇」「ナルト・コスプレ劇:恋愛忍法帖」という動画がアップされていますが、和気藹々とした雰囲気が感じられます。

(執筆者:Chinanews) Twitterアカウントはこちら
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