犯罪面でも日本との類似性が....
12月6日のニュースはまず、国王様の誕生日祝賀行事の話題を。国王様の誕生日というと、例年は前日の4日に行われる国王様からの訓示が翌日5日の紙面を賑わし、翌年の国民にとっての指針となっていた訳ですが、この訓示もここ数年は行われていません。
かわりにお誕生日当日に少し固い雰囲気の中で行われる閣僚を前にした演説が行われる訳ですが、国王様は昨年とほぼ同様に、国民各自がそれぞれの責任を果たす事によって国に繁栄をもたらすという内容の演説を行われました。
私個人的にはメモ書きを読みあげる形の今の演説よりも、1時間以上に渡り冗談も交える形であるかつての訓示の方が好きなのですが、思ったよりも強い口調で話される国王様のお姿に、勇気づけられたタイ国民も多かったのではないでしょうか。
そしてもう一つのニュースは、都内パポンヨーティン通りで発生した自殺の話題。ネットで知り合った男女交際のもつれから24歳の女性が自殺してしまった訳ですが、ここまでならそう少なく無い話。しかしニュースとして取り上げられた理由は、この女性が男性とのチャット中にWEBカメラを設置し、自身が首つり自殺を行う様子を25才の恋人男性に....。
*当記事はタイのニュース、生活を現地バンコクからお届けするブログ「バンコクでコンサルティング」の許可を得て転載したものです。
映像を見た男性がすぐに警察に通報しましたが、女性は既に息絶えていたそうです。男性によると恋人女性には精神的な問題があったそうですが、確か同じような事件が数ヶ月前に日本でもあったように記憶しています。
かつてはタイでも単純な犯罪や事件が多かったように思いますが、社会発展とともに、色々な面で日本と類似する面が増えてきつつあるのかもしれないと思わされた事件でした。
<過去記事>
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