中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
2010年12月17日
事件が起きたのは16日午前7時半頃。路面凍結の影響でブレーキが聞かず、まずは5~6台が玉突き事故。で、運転手らが車を降りて、「おまえが悪い」「いや、悪いのはおまえだ」と言い合いしていると、その後やってきた車も同じように滑って次々と衝突。計19台がぶつかる大事故になったとか。
*四川在線の報道。
交通事故を起こしたら車を路肩に寄せて二次被害が起きないようにするというのは日本の常識。中国では事故の責任についてもめないように、警察がきて現場聴取を終えるまでそのままにしておくのが常識だとか。もちろんその間も衝突した当事者はえんえんと罵り合うというのが典型的なパターンです。なので、一度、事故渋滞が起きたらなかなか解決せずにえんえんと待たされることに。効率悪いことこのうえないので、どうにかならないものでしょうか。
さてさて、最後に、事故に関する四川在線の記事でちょっと面白かった部分をつまみぐい。
・都市の緊急事態に対応する能力が低すぎるんじゃない?
「千年に一度の自信」「千年に一度の大雪」「千年に一度の土石流」……。いろんなアクシデント、天災があり、そのたびに「予想できなかった」「滅多にあるものではない」とアナウンスされるけど、それってどうよ?
・都市管理局が水播いてただろ!ネットユーザーの声
都市管理局の道路清掃担当は融通が利かない!雨の日でも水を撒いていたりするし。そういや昨日、清掃車を見たような気がするけど、ひょっとしてこの寒さでも水を撒いていたんじゃないの?道路がスケートリンクになるのも当然だぜ。(都市管理局は水撒きはしていなかったと否定のコメント)
*追記
コメント欄でもっとすごい事故があったとの情報をいただきました。
ttp://cd.qq.com/a/20101214/000028.htm