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【タイ・ニュース】「10年以内にバンコクが沈む?!対策なければ70万人に被害」「タイ在住外国人に朗報!空港での"再入国許可書"発給再開」

2010年12月18日

10年後にバンコクが冠水の可能性?!/空港でのリエントリーパーミット発給業務が再開!!

12月18日のニュースは少し嬉しい話題から。タイ在住の方で長期滞在ビザをお持ちの方は、出国時にビザが失効しないようにリエントリーパーミット(再入国許可)を取らなければならないのですが、2009年に打ち切られていたスワンナプーム空港での発給が再開されました。

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ここ2年間、リエントリーパーミットを取る為には、ジェーンワッタナのイミグレかスワンプルーの入国管理事務所に行く必要がありましたが、以前同様空港で取得できるようになったために、事前に取得する手間が省かれる事となりました。本当に有り難い事ですね。取得にはパスポートはもちろん、6x4cmの顔写真1枚、そして手数料が必要となります。

そして次のニュースは、バンコクが10年以内に水に浸かってしまうかもしれないというニュース。

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*当記事はタイのニュース、生活を現地バンコクからお届けするブログ「バンコクでコンサルティング」の許可を得て転載したものです。

シリントーン環境研究所のセリ・スパラティット主任研究員は、もしこのまま対策が取られないと、バンコク都心と郊外の大部分が冠水し、70万人に被害が出ると警告しました。冠水が予想される地域は、クロントイ区、ドンムアン区、ラップラオ区で、日本人の多く居住する地域も含まれています。

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海外で同様に冠水の危険性があると予測されている都市には上海やホーチミン、ダッカなどが挙げられています。またその要因としては、降雨の5%増加や1年あたり4mmに及ぶ地盤沈下。増加する北部からの水流の増加、そして1年当り1.3cmと予測される海面上昇。

セリ氏によると、その場合の被害額は1,500億バーツ(約4200億円)に上ると見られ、多くの家屋で1階部分をボートの格納庫として利用しなければならなくなるのだそうです。現政府による洪水対策の遅れを見ていると、被害が現実になる可能性もそう低く無いのかもしれません。



*当記事はタイのニュース、生活を現地バンコクからお届けするブログ「バンコクでコンサルティング」の許可を得て転載したものです。




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