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「侍ムエタイ映画『YAMADA』を鑑賞=日本語が?も熱さ絶頂の必見作!」「元売春婦女性がチョマナー文学賞受賞=熾烈な半生綴る」「BARの喧嘩で撃ち合い=双方死亡」―タイ・ニュース

2010年12月23日

元売春婦の体験記がチョマナー文学賞を受賞/見て来ました、YAMADA THE SAMURAI OF AYOTHAYA

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主演:大関正義
『YAMADA THE SAMURAI OF AYOTHAYA』


12月23日のニュースはまず、最近多発しているちょっとした喧嘩から銃撃事件に至ってしまったというニュースから。

報道によると21日未明、都内ラーブラナ地区にあるパブ@Barの店内で客同士のいさかいがあり、警備員によって連れ出された男性が店外で、今度は警備員と殴り合いの喧嘩を。それに怒った警備員がこの男性を射殺し、それを見た男の友人が今度は警備員を射殺という事件が発生しました。

結局2人が死亡、3人が重傷を負った訳ですが、最近のタイで銃が蔓延している事を証明する悲惨な事件となりました。ここ数年お酒を提供するお店の入り口には必ずと言って良い程、銃持ち込みを禁止する注意書きがあり、お店によっては入り口で警備員が鞄をチェックする所も。

しかし私が見ている限り、絶対に銃を持っていない様な客には念入りにチェックする反面、少し強面の男性はほとんど素通り....。タイ人気質からして理解できない事もないのですが、それでも他の利用者からすると、この手のチェックは厳重にしてほしいです。

次に紹介する話題は、今年のチョマナー文学賞にタナッダさん(42)の元売春婦だった体験を綴った作品『私はエリ、海外での体験』が選ばれたニュースを。

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*当記事はタイのニュース、生活を現地バンコクからお届けするブログ「バンコクでコンサルティング」の許可を得て転載したものです。

タイでこの手の作品が文学賞を受賞するのは珍しい事ですが、チョマナー賞の選考員によると、「タイに深く根付いた問題を本人が書き綴った貴重な体験記」だと絶賛。彼女がパタヤで売春婦となり、その後香港や日本で受けた酷い虐待を記した作品です。

この手の作品としてはパカーマート女史の騙されてドイツで売春を強要された体験記を書いた「私は娼婦じゃない」を読んだ事がありますが、かなりショックを受けた記憶があります。ぜひ読む機会があればタナッダさんの作品も読んでみたいですね。

私は娼婦じゃない―タイのメールオーダーブライドの告白

そして少し遅くなりましたが、『YAMADA THE SAMURAI OF AYOTHAYA』を見て来ました。なかなか時間がとれずやっと念願叶ってみる事ができましたが、想像以上にアクションがすばらしく、見ていて息をつく暇も無い程でした。

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褒めてばかりいてもあれですので、強いて一つだけ言うならば、微妙な日本語のニュアンスが……。やはりタイの映画なのでそこは仕方が無い所でしょうか。しかし作品としてはアクションあり、友情悲話あり、恋愛ありとお腹一杯な内容。タイでの公開は終了してしまった様ですが、機会があればぜひご覧になる事をお勧めします。




*当記事はタイのニュース、生活を現地バンコクからお届けするブログ「バンコクでコンサルティング」の許可を得て転載したものです。




<過去記事>
【タイ・ニュース】「映画「YAMADA」絶好調!興行収入5位」「ツアーバス横転事故、8人死亡」「バンコク高架鉄道、故障の原因は中国車両?!」


【タイ映画評】「YAMADA」で主演を演じた大関正義デビュー作=オカマとデカの珍追走劇『オッド・カップル』


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