中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。

2011年01月03日

以下は項目は大紀元がえらんだもの。解説は私自身によるものです。信憑性に関してはちょっと「?」な大紀元情報も出所を明記した上で追記します。
1・上海高層ビル火災
11月、中国史上最大の住宅火災。156世帯が住む28階建ての教員用マンションが全焼。遅れてきた消防隊が傍観する中、燃えやすい保湿材料に包まれたビルは火の柱に。「53人が死亡、30人以上が行方不明と発表されているが、民間では100人以上が死亡したと考えられている」だそうで。
2・南京の工場跡地爆発
6月、廃工場跡地の取り壊し中、間違えてエチレンが流れるパイプラインを破壊。大爆発が発生。13人が死亡する惨事に。大紀元は「本当は100人以上が死亡しているはず」と指摘。
3・青海地震
4月、青海省玉樹チベット族自治州玉樹県でマグニチュード6.9の大地震が発生。建物や土石流の下敷きになり、2200人が死亡した。標高4200メートルの高地で起きた災害に、救援の兵士らは高山病にかかり満足に動けず。駆けつけたラマ(チベット僧)たちが救出作業の主役となったが、テレビに映る時だけ兵士たちが活躍している絵をとり、ラマたちの姿を写さなかったとも。大紀元によると、「中共の軍隊はトラックに積んだ遺体を川に投げ捨てた」とのこと。伝染病予防策にやっていても不思議ではないような。
4・舟曲土石流
8月、甘粛省甘南チベット族自治州舟曲県で超大型の土石流が発生。街を直撃するという大惨事に。重機を運ぶ道も途絶していたため、救援作業は難航。最終的に全ての遺体が発見されることはなく、被害地は立ち入り禁止となってしまいました。
5・グーグル事件
グーグルは中国のネット検閲を今後受け入れない、だめなら撤退すると発表。どう考えてもグーグルに勝ち目も利益もない決断だったと思います。結局、3月に
香港にサーバーを移すという苦肉の策でとりあえず小康状態に。しかしいつサービスが打ち切られるかは謎。オンライン地図業務の認可を受けられなかったた
め、今年にはグーグルマップも使えなくなるとの見通しで……。グーグル依存症の自分にとっては辛すぎです。
大公報情報:グーグル撤退を招いた(Gメール)ハッキング事件は、中国共産党高官2人が主導していたという。12月5日付ニューヨークタイムズはウィキリークスが公開した米外交公電を引用している。「中国政府高級官僚の連絡者によると、グーグルへのハッキングは中国共産党と中国政府が行ったもの。連絡者によると、中央政治局常務委員(中国共産党の最高権力グループ)クラスが指揮しているという。指揮をとったのは李長春と周永春。
6・李庄事件
重慶市はマフィア取り締まりキャンペーンを実施。後ろ盾の汚職官僚を含め、多くの摘発者が生じた。李庄・弁護士は龔剛模らの弁護を引き受けたが、なぜか警察に逮捕され、「弁護人のために証拠を偽造した罪」で懲役2年6カ月を命じられることに。逮捕から一審判決がでるまで1カ月弱という猛スピードで、捜査と裁判の公正性には大きな疑問符がついた。どんな犯罪者であれ弁護を受ける権利があるという司法の原則が脅かされる事件となった。
7・幼稚園・小学校襲撃事件
3月、福建省南平市の小学校を元医師の男が襲撃。生徒8人を殺害した。その後、4月、5月と各地で模倣犯が相次ぎ、悲劇が繰り返された。
8・李剛事件
10月、交通事故を起こした官僚のぼんぼんが「オレの親父は李剛だぞ」(父・李剛は区公安分局局長)と発言。これがネットにさらされ、大変な話題に。
9・子ども用ワクチン接種の真相
3月、「ワクチン接種により100人近い子どもが死亡した」との中国経済時報によるスクープ記事が話題に。中国衛生部は調査の結果、ワクチン接種による死亡事故、障害が残った児童は確認されていないと発表したが……。なお中国経済時報の編集長は今年5月、罷免されたそうです。
10・フォックスコン従業員の連続飛び降り自殺
iPhoneを作っていることでも有名な、世界最大のOEMメーカー・フォック
スコンの深圳工場で計11人が飛び降り自殺。ほぼ同時期に起きたホンダ子会社工場の賃上げデモとも相まって、「出稼ぎ農民の待遇問題」「権利意識が高まっ
た第二世代出稼ぎ農民」などの問題に光が当たりました。また待遇改善のための賃上げラッシュもスタート。