中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
2011年01月06日
三国殺(はてなキーワード)なぜかはてなキーワードに結構詳しい解説が。Wikipedia日本語版にも項目が立っていないのに。すばらしー。
『三国殺』とは、中国Yoka Games社が、三国誌を基づいた開発したボードゲームです。三国誌キャラクターのロールプレイング・戦闘・偽装などの要素を一体化し、2人・4人から最大10人も一緒に遊べる。現在中国の全国で最も流行っているボードゲームとなっています。
上海で大流行の「卓面遊戯」とは?ボードゲームカフェに潜入レポート(DIME、2009年11月6日)ボードゲームカフェが結構はやっているとのこと。で、中でも人気が三国殺だそうで。なぜボードゲームが中国の若者の間にはやるのかという分析も含め、オススメの記事。
「今、上海で一番流行しているものといえば、ボードゲームカフェですよ」。多くの上海の若者がそのように教えてくれる。
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この「三国殺」は、2008年1月に発売されたゲームであり、徐々にブームになっていった。そして、店長の言うように、このゲームがあったからこそ、ボードゲームカフェが中国で流行するようになった、いわば伝説のゲームと言えるかもしれない。今年の6月末には「三国殺」のオンラインゲームまで登場しているという。
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中国にいて感じるのは、とにかく中国の若者は交流好きだということ。また、それには、一人っ子政策の影響から若者に一人っ子が多いという事も影響している。最近では「寂寞党」という言葉が、中国の若者の間で流行っているように、とにかく「寂しい」という気持ちが心の奥底に潜んでいる。
三国殺ブログ「三国殺紹介「入門編」」(2010年8月28日)三国殺にはまったという大連在住者の方がルールを紹介してくれているブログ。10月10日で更新がストップしているのが残念……。元になったゲームに「BANG」というのがあるそうで。プレイスペース広島のウェブサイトに紹介サイトがありました。バン!、バン!(第4版、2009年)。基本的なルールはほぼ一緒。武将の特殊能力や拡張パックがある分、三国殺のほうが複雑ですね。
三国殺(三国杀)は、今中国の若者の中で、けっこう流行っているカードゲームです。発売されたのは2008年で、元々は北京大学の大学生が趣味で作ってたカードゲームらしいです。今ではオンラインで対戦できたりもします。
標準パックが30元(400円くらい)で売っています。
中国の三国時代を題材にして作ったカードゲームですが、ルールはBANGというカードゲームを元に作ったらしいです。
「三国殺」は、中国語では「サングオシャ」と言います。 ピンインでは「san3guo2sha1」です。
プレイ人数は2~10人くらいまで。時計回りのターン制でやります。
チーム戦もできるし、全員敵のバトルロイヤルもできます。