中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
2011年01月07日
艾未未(アイ・ウェイウェイ)氏(日本語ウィキペディア「艾未未」)は中国の現代芸術家にして、社会運動家。2009年、森美術館で特設展「アイ・ウェイウェイ展」が開催されたので、ご存知の方も多いかもしれない。芸術家としての活動はあまりに多彩すぎて、正直追い切れてないです……。一般的には「北京五輪メインスタジアム(通称「鳥の巣」)の設計にも参加」って紹介されることが多いでしょうか。
で、その艾未未氏がデザインした「門神」がこちら。
「門神」とは「年貨」(お正月の縁起物)の一つで、玄関の扉にはる神様の絵。災厄やらを追い返す効果があるとのこと。
で、艾未未氏デザインの門神ですが、パソコンやマウス、携帯があったり、中指立てていたり、「威武」(略称はV5。日本語訳は「ぶいぶい言わせる、威勢がいい」。例:菅直人威武。(菅直人、やりすぎwww))とかネットスラングがちりばめてあったり、「避警防特降国宝」(一枚目右。訳は「警察を避け特務を防ぎ国保を下す」でしょうか。とりあえず国家権力にいじめられそうな人はぜひ貼っておきたいところ)とのお言葉があったりと盛りだくさん。
中国本土で張りだすのはやめたほうがいいと思いますが(笑)、日本で貼るのはちょっと楽しいかも。告知ページでは巨大サイズの画像も配られているので、大型プリンターを持っている人、自宅やオフィスにキッチュな飾り付けをしたい人はぜひぜひダウンロードしてはいかがでしょうか?