中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
2011年01月07日
まずは2011年1月2日、台湾のネット掲示板に書き込まれたコメントをご紹介。
今日、彼女と台南のワーナーに「宇宙戦艦大和號」を見に行ったよ。たんに特殊効果とキムタクを見るだけのつもりだったんだ(キムタクはオレが好きな数少ない男性芸能人の一人なんだ)。えええ、生涯ナンバーワン映画宣言?!ありえねー!!!と思ったら、他にもほめている人が。
最後まで見た。
言えることはただ一つ……オレが間違っていた……。
広告に騙されていた……。
これは単純であっけらかんとしたSF映画じゃないよ……。
後半にもなると、映画館は鼻をすする音で一杯に。女性はティッシュで猛烈に鼻をかんでいた。
男だってそうだ(特にオレの隣に座っていたやつ)。
涙だだ漏れ状態。
つられてオレまでおかしくなって、目からなんかでてきちまった。
キムタク、おまえすげーよ。
ずっと映画を見続けてきたけど、どんなに感動する場面でも映画館でこんなになることはなかった。
今回が初めてだ。キムタク、おまえにこの初めてをくれてやるよ!
成分表
熱血:100点
物語:90点
SF:100点
感動:測定不能レベル
なんだよ。アニメを実写化した作品でもいいものはあるんだな。
今後、同様の作品をとるならば、大和をモデルにするべきだ。
これが成功ってやつだよ!
予想を超えた傑作「宇宙戦艦大和號」ざーっとネット掲示板やツイッターを眺めて見ると、「スタートレックにはかなわん」「古すぎる」「キムタクには古代進的熱血が足りない」といった意見もあるものの、結構高く評価している人が多い印象です。私の周りだと、アニメの実写化、しかもヤマトってだけで地雷認定している人も多いのに、実際に見た台湾人が高評価っていうのはなかなか面白い。
木村拓哉主演の「宇宙戦艦大和號」は、大がかりなシーンも多く、映画館のスクリーン、音響で見るにふさわしい。かつてのアニメ版ヤマトのファンであろうがなかろうが、この素晴らしい名作を見逃すべきではない!
*追記
台湾版DVDかブルーレイがでたら絶対に私は買う。この映画はもはや東洋のスターウォーズと呼ぶにふさわしい。私はスターウォーズ以上だと思うが。なお2009年公開のアニメ版「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」は全く違ったもの。最悪の作品で、日本での興行成績もひどかった。見た後はもはや「吐血」と掲揚するしかないほど。先日、台湾のアホ記者が両作品を混同して報じていたが、みんな間違えないで欲しい。
私原作を見ていなかったから言えないけど、あの艦長の演技は凄いだと思います。