中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
2011年01月10日
プラトゥーナムを通り過ぎ、ペッブリー通り側からラチャダムリ通りに入ると既にこのありさま。通りが既に歩行者天国となっていますۤ。右前方にISETANの光餭が見えます。
センセーブの橋を超えるとそこは数万人はいると思われる赤服の集会現場。公式発表では6万人の参加者と言う事ですが、実際はスクンビットの方もいいましたのでもう少し多いかもしれません。
中にはバンコク近郊からバスをチャーターХしてやってきているグループも。バスのナンバーはバンコク隣県サムットプラカン。
通りを歩いていると至る所で赤服グッズが売られていました。どれも10~20Bと安く、利益は出さないように、できるだけ多くの方が買ってくれるようにしているらしいです。
集会場内部は既にお祭り騒ぎ。至る所で大音響で音楽をかけて踊りまくっています。静止画なので解りにくいですが、あちこちでライトアップした車の荷台部分をステージにお姉さんや子供が踊っていました。かかっている曲はもちろん赤服の歌。
ラチャプラソンの交差点に到達すると、そこではここ数ヶ月の集会では見なかった街宣車数台のステージが。そこで逮捕を免れたらしき赤服幹部が大声で演説を行っていました。
その姿はまるで昨年前半の占拠時を思いだします。私は早々にISETANでの食事に向かいました。当初の予定では午後8時迄の予定だったはずが午後9時前に食事を終え出てきた時もまだ集会は継続中。
どうやら8時過ぎから衛星電話でタクシン元首相の演説があり、少し長引いた様です。警備担当の警察官も既に赤服支持者とは仲良し。「次は23日に来るよ」と声をかけるおばさんに警察官も「了解。気をつけて帰ってね」と。しかし月に2回も通りを封鎖されると、周辺企業やデパートも溜まった物では無いですね。
1月10日のニュースはこのままの流れで、赤服同盟が今月の23日(日)にも集会を行う予定だというニュースから。当初赤服同盟は毎月9日と19日に先の強制排除を追悼して反政府集会を行うとしていましたが、日曜日の方が交通渋滞を引き起しにくい、という建前で実際には日曜日の
方がデモ隊が集まり易いと言う事に気づいたようです。
また午後8時頃にヨーロッパ上空を飛行する飛行機の中からの電話という形でタクシン元首相が演説を行い、現在の二重基準や不公正は、国民に主権を返上しない限り解消される事はないと訴えました。
昨日の集会を見ても解る様に、集会の規模は非常事態令が解除された事に伴い拡大しているようです。
そしてもう一つのニュースは、フアヒン県にあるブラックマウンテンGCで開催されていたロイヤルトロフィーの話題を。今日9日全ての日程が終了 し、結果石川遼選手も出場していたアジア選抜は2対6で完敗してしまいました。最終的に逆転負けとなってしまった訳ですが、ぜひ次回はアジア選抜に勝利してほしいですね。
※newsclipの報道。