アソーク通りで交通警察官がひき逃げで死亡

警察官に危害を加えると大変な事になります。 何らかの理由をつけて逮捕時に射殺もありえます。


Thai Police motorcycle / Highway Patrol Images

1月11日のニュースは今日早朝に起きた交通死亡事故のニュース。報道によると今朝午前5時頃、バンコク中心部のアソーク通りにおいて、交通警察の警察官がひき逃げされる事故が発生しました。死亡したのはナタポン巡査部長54歳。

ナタポン巡査部長は近くのアピシット首相私邸警備の任についていましたが、朝食を買うためにバイクで移動中、アソーク通り上でノー・トー・7575ナンバーの黄色タクシーにはねられ、そのタクシーはスピードを上げて逃走。

＊当記事は1月11日付ブログ「バンコクでコンサルティング」の許可を得て転載したものです。

さらに後続のタクシーに10m程引きずられ死亡しました。後続のタクシー運転手は外国人観光客を乗せていましたが、事故をおこしたタクシー運転手にしては珍しく、現場で警察の到着を待っていました。

後続のタクシーを運転していたウタイ氏(30)によると巡査部長の運転するバイクがいきなり道路上に飛び出して来たおり、前タクシーと接触。自身も避けきれなかったとか。

日本では信じられない話しですが、タイでは警察官は信号はおろか交通ルールを無視する事は当たり前。私も逆走して来る警察バイクやいきなり道路上で急停止する警察官をハネそうになった事は数えられない程あり、今回のケースがそうだったかどうかは不明ですが、なんとなくそうだったのではと想像してしまいます。

ちなみに警察官が被害にあった場合のタイ警察の捜査能力は飛躍的に向上する事で知られていますので、始めに事故を起こしたタクシー運転手が捕まるのも時間の問題でしょう。下手をすれば逮捕時に射殺されるかもしれません....。

報道写真がありませんでしたので、代わりに今月26日からCentral Worldで開催される第3回モーターバイク・フェスティバルの映像でお楽しみください。今年ももちろん入場料無料。私も見に行きます。


※Newsclipの報道。

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