中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
2011年01月15日
法令は今月13日付けで施行されましたが、これによると午後10時以降の18歳未満の未成年の外出を正当な理由がない場合に限り禁止するというもので、これにより未成年に対する職務質問を行い、未成年と解れば保護者が引き取りに来るまで身柄を保護する事ができます。
主に暴走族や夜間にネットカフェにたむろする若者を保護するために施行されましたが、警察の権限拡大により人権が侵害されるのではとの意見も出ており、今後どのような形で継続されるかが焦点となっています。
※タイラット紙の報道。
写真は現政権発足時の公約であった固定資産税と相続税の導入を断念したと発表したコン財務相。守旧支配層がバックの現政権に導入できるとは誰も思っていませんでしたが、タイで導入されるのはまだまだ先の様です。
そしてもう一つのニュースは食中毒のニュースを。報道によると12日、チェンマイ県でアメリカ人女性(33)が食中毒により死亡する事件が発生しました。この女性は日本料理店で寿司を食べた後、宿泊先のホテルへ戻りましたが、その直後に嘔吐。すぐに病院に搬送されましたが、数時間後に亡くなりました。
この日本料理店で食べた物の中で何が食中毒を引き起こしたかは現在捜査中ですが、昨今日本料理屋が激増する中で衛生管理を差し置いて生ものを出すお店が増えている事への警告になれば良いですね。亡くなられた方のご冥福を。
※カオソット紙の報道。
写真は高速道路上での運転マナーのトラブルから、平行して走る車に銃弾を7発打ち込まれたタイ航空パイロットの男性。幸い男性はその内の1発がかすっただけで事無きを得ました。最近この手の事件が多く、車を運転するのも命がけですね。