中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
2011年01月19日
欧米系は、今の中国では、ほぼ無条件に毎年10%の昇給が必要だという見方をしています。現在、日系企業の平均昇給率は6~9%で、物価が大きく上昇した今年は10%を提示する会社も出てきました。現状、欧米系企業は日系企業の約1.5倍の給与を支払っているとか。インフレのみならず、国家主導での賃金水準の引き上げ、雇用契約の法整備などが進めば、ますます苦しくなってくると記事は伝えています。払える賃金は限られているわけで、何を基準に、どう評価し、誰に、幾ら払うのか?経営の基本だと思いますが、今の大陸で生きる中国人達と仕事をするには、より一層シビアな目が必要になりそうです。
<今日のKinbricks Now>
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<今日の注目ニュース>
毛新宇少将である。すっかり中国ネチズンの人気者になった毛少将だが、China Smackがどこからか集めた毛少将の揮毫をサイトに並べている。見たら分かるが、かなりひどい
殲20の試験飛行は、中国共産党中央軍事委員会の委員長として軍を統率すべき胡主席に対する侮辱とも解釈できる。ゲーツ長官は後に人民解放軍が政治指導部から独立して行動していることに「以前から懸念を抱いていた」
昨年生じた世界の地政学的バランスの変化のうち、あまり報じられていないものの1つが、米国によるアジア回帰だ。また、懸念される変化の1つは、米中関係が目に見えて悪化したことだ。
欧米の投資家を阻止するための新たな対策の数々は新興国の政策立案者の冷淡さが増していることを示す最新の兆候だ。当局は、気まぐれな資金の流入が自国通貨を上昇させ(…)金融の安定も脅かすと懸念しているのだ。
「中国はレアアースの価格決定権をようやく掌握しつつある。貴重な資源をまるで“白菜”のように叩き売りする必要はもうない」。ある業界関係者はそう感慨深げに話す。
欧州製自動車に対する中国の需要は急増しており、今年は2005年実績の25倍に達すると予想されている。その一方で、日本製や韓国製の自動車を欧州に運ぶ仕事の量は、大半の海運業者で横ばいか減少している。
2010年上半期でmanga売上が前年比20%低下しているのに加えて、日本のmanga売上のかなりの部分を支える一般書店の業績自体が激しく落ち込んでおり(…)コミックス全体の単行本の売上は、およそ30%は低下しているようだ。
韓国が日本以上の格差社会であるとの認識は誤りです。可処分所得でみても韓国の格差が僅差ですが小さく、再分配前の所得については、韓国の格差が顕著に小さくなっています。
1960年代になると年平均20cm、1970年代には年平均60cm ものハイスピードで水面が低下し、急激に縮小をはじめました。これは一晩で数10cmもの湖岸線が遠のいていく速度
プライバシーは死んでいる | アメリカ | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
あなたが企業の採用担当者で、私が応募者だとしよう。インターネットで個人情報を収集する業者に、あなたが私についての調査を依頼する。すると、こんなことが分かる──。
"明らかに大陸において独自の進化を遂げていることがわかる。全身が金で塗装され、手には「招財進寶」とあり、多くの子猫を抱えている。" 中国で人気がある日本の招き猫。しかし中国の伝統による独自の変化を。
李克強によるスペイン紙への寄稿。「もし13億の中国人が全員、オリーブオイルを1瓶使ったり、ワインを数杯飲んだりしたら、スペインの年間生産量すべてをもってしても需要を満たせないだろう」
英エコノミスト誌の最近の予想は、(米中経済)逆転の年を2019年とした。十二分にあり得ることだが、もし中国がその時点でも一党支配の国家であれば、世界最大の経済大国が民主主義ではない国になる。
北京や上海では、使用権が70年ついたマンションの価格は東京よりも高い(…)だが、そのマンションが立つ土地を手に入れるために、土地開発公社が支払った資金は1坪あたり300円なのである。
日本人は「21世紀最初の10年」を総括しただろうか。「失われた20年」の徹底検証プロセスに民衆をコミットメントさせるプラットフォームを創造しただろうか。
第85回 中国のトレードオフ(2/3) | 三橋貴明の「経済記事にはもうだまされない!」 | FX(外国為替証拠金取引)・海外投資のためのニュース、コラム Klugクルーク
住宅ローンの返済とは、単なるバランスシートの縮小であり、フロー的な意味はない。(…)すなわち、家計が住宅ローンの返済を続けても、GDPは一人民元も増えない。
欧米系は、今の中国では、ほぼ無条件に毎年10%の昇給が必要だという見方をしています。現在、日系企業の平均昇給率は6~9%で、物価が大きく上昇した今年は10%を提示する会社も出てきました。
チュニス郊外に複数ある大統領の義理の兄、ベルハサン・トラベルシ氏の邸宅は、さながら「報復の現場」だ。部屋の床にはガラスや衣類が散乱、踏みつけられている。壁には「これは教訓だ」との落書き。
色々面白い事があるのですが、その中でも最も感銘を受けたのが、“男性はシャワーの後にドライヤーで自身の股間を乾かす”という事実です。
オランダ人画家フェルメールの代表作「真珠の耳飾りの少女」、人気ゲームのキャラクター「ピカチュウ」、タレントの所ジョージさん……。そっくりさんらが集うのは阿久根消防署の車庫外壁。
モロゾフ:1990年代から、インターネットでイランや中国などの抑圧的政府が崩壊するのではないかという見方があった。この見方はまだある。
(図解)雑誌の危機(シリアルズ・クライシス)と学術情報流通の失われた10年 読書猿Classic: between / beyond readers
"日本の図書館の外国雑誌受け入れタイトル数は、雑誌購入費は増加する一方で、1988年に最大の38,477タイトルに達した後、減少を続けている。"一般の人は知らないけど、結構学術の基盤にかかわる問題。
山形大は18日、同大人文学部の坂井正人教授(文化人類学)の研究グループが、世界遺産に登録されている巨大な地上絵で知られるペルー・ナスカ台地で、新た に人間の頭部(長さ約4・2メートル、幅約3・1メートル)と動物(長さ約6・9メートル、幅約2・7メートル)とみられる地上絵計2個を発見したと発表した。