中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
2011年01月27日
今年もいろいろな事件が起きています。販売開始14時間前から窓口に並び、前から3番目という好位置を占めていた男性が、なんと自分の順番が回ってきたときには既に切符は売り切れ。怒った男性は寒空の中、突然、服を脱いで裸となり、副駅長に抗議をするという事件も起きています(参考リンク)。
環球時報に、帰省ラッシュ関連の写真が何枚か掲載されていたので、今日はそれを紹介したいと思います(「世界各国帰省ラッシュ=クレイジー大バトル」環球時報、2011年1月24日)
私が中国にいた時も何度かこういう方を見かけたことがあります。やはり、中国はいまだに発展途上国だと思わせる写真。しかし、同じことはとてもできないので、その意味では頭が下がります。
年老いた両親と別れる息子。両親が窓に書いた「保重」(体を大事に)という文字を見て涙ぐんでいるシーンです。泣かせる写真です。
寒空の中、切符を買うために列んでいる人々。本当に寒そうです。
子どもも苦労します。しかし、何も知らずに眠っている姿が可愛いのは万国共通です。
時代がわかるかもしれませんが、まさに「シンデレラ・エクスプレス」。しかし、日本だったら、後で苦情が来て、問題になりそうな写真です。
※写真は全て環球時報の報道。他、写真多数。