中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
2011年01月30日
ホコ天再開について、詳しくは以下のニュースなどをご参照ください。
秋葉原ホコ天「再開待っていた」(読売新聞)
ひとまずの再起動:秋葉原歩行者天国が“試験的再開” (ITmedia)
秋葉原ホコ天、2年7カ月ぶりに再開 10万人の人出(朝日新聞)
秋葉原は電気製品やオタクの街として中国でも有名で、日本に旅行に来るなら外せない場所となっています。この秋葉原のホコ天復活についても、ちょっとした話題になっているようですね。
それでは以下、中国のソッチ系の掲示板で見かけた反応を、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
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秋葉原のホコ天が復活だ!
まだ試験期間らしいけど、半年間問題が出なければ完全復活になるらしい。
写真で見るとスゴイ人だな……人数も、歩いている人間も。
偽娘……じゃなくて、単なる女装のおっさんが多いのか?インタビューまで受けてるじゃないか。
秋葉原ではコスプレ関係だとメイドだけでなく女装している男をたまに見かける。
私も以前行った時スゴイ驚いた。女装についてはコスプレして歩いているだけだから取り締まられたりはしないらしい。
秋葉原って以前は日曜日がホコ天だったのか。初めて知ったわ。
だから昔行った時は人の流れが車道まで出ていたのか。その後また行った時は普通の人の流れだったから不思議に思っていた。
おお、やっと開放になったのか。
私が一度も秋葉原に行っていないときにあの事件が起きて中止になっちゃってたから嬉しいね。今度ぜひ行ってみたい。
コレはめでたい。私も行ってみたいなぁ。
10万人ってのはスゴイ勢いだね。人の流れの多さに一瞬某万博と勘違いしちゃったぜ。
10万のオタクか。まさに大軍だ。
てか報道されている写真は歩行者天国になったから増えた人達ってことでいいんだよね?さすがにずっとあの密度ってことは無い……よね?
秋葉原はただでさえ人が多いというのに、歩行者天国にしたら更に増えるのか……!日本はオタク関係で人が集まるんだなぁ……
中止になってからもう2年半か。当時と今とでは異なる所があるんだろうけど、具体的にはなんだろう?俺は痛車や痛自転車が増えてるんじゃないかとちょっと期待。
「歩行者」天国だから自転車も禁止らしい。あと痛車は当然入れないぞ。
人の流れがスムーズになるだけでそんなに大きな違いは出ないんじゃないか?
女装コスプレとかいるからヘンな所は変わっていないように見えるけど、昔に比べたら管理が厳しくなってるみたいだよ。路上で歌ったりするのは禁止になるらしい。2008年のような事件が起こるのを防ぐにはしょうがないんだろうね。
あの事件が起こったとき、私はちょうど日本にいたんだよね。
あの日は秋葉原に行くか池袋に行くか迷って結局池袋に行ったおかげで無事だった。
すげぇ数の人だ。俺が以前行った秋葉原はまだフルパワーを出していない秋葉原だったのか……!
オタクの天国が復活したか。こりゃ壮観だわ。やはり一度は行ってみたいもんだ。
歩行者天国もそうだけど、個人的には秋葉原を走っているらしいアニメや漫画の宣伝車両が気になる。バクマンや神のみぞ知るセカイはああやって宣伝してるのか。
まぁ、いくら人が多くてもウチの国の「春運」よりは少ない。人の流れによる問題はそこまで大きくならないんじゃないかな。問題になりそうなのはやはり個人のヘンな行動だと思う。
(訳注:「春運」とは実質的に中国の正月である春節に合わせた帰省ラッシュです。中国ではどんなことがあろうと春節だけは故郷に帰る人がほとんどなので、交通機関は毎年大混雑になります)
人の流れも怖いが、それよりもさらに怖いのが謎のコスプレ集団だ。あれはどういう意図で動いているんだろう。
まぁ、でもなんだかんだで楽しそうな写真が多いね。やはり日本のオタクがウラヤマシイ。2008年のような事件が二度と起こらないことを祈っているよ。
秋葉原は良いな……ひかれるものがある。俺、夏に大学受験が終わったら夏休みは日本旅行に行くんだ……
(訳注:中国は9月が新学年開始なので、夏に大学受験となります)
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とまぁ、こんな感じで。ざっと見た感じでは人の多さに驚きつつも、ホコ天の復活を喜んでいるようでしたね。
それにしても、秋葉原のホコ天が中止されてからもう2年以上の時間が経っていたのですね。考えてみれば、私の知り合いの日本滞在組や日本に来た経験のある中国オタクもホコ天のあった時期の秋葉原を知らないのが結構います。
彼らにとっては今回のホコ天の復活で、今までとはまたちょっと違う風景の秋葉原を見ることができるようになるんでしょうかね。
とりあえず、こんな所で。例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
*当記事は1月27日付ブログ「「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む」の許可を得て転載したものです。