中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
2011年01月30日
ちなみに本サイトに寄稿してくれているNightjojoさんが現地をレポート(「特派員が暴いたニセガンダムの真実!ナイロンボディのねぶたガンダムいきまーす!」)。ニセガンダムがナイロン布で作られた彩灯(飾り灯籠)であることを報告してくれました。
当初、「(ニセガンダムは)当園のオリジナルキャラであり、パクリではござらん」としらを切りまくっていたテーマパーク側も、事態の拡大にびびったのか、急きょ撤去。一件落着になったかと思われました。
が、ヤツは死んではいなかった!よりパワーアップして復活していたのです!!!こんな感じで。
*画像は網易の報道。キャプションは「これは一体なんだ?!とげとげの方を見るに、どうやらザクの血統が足されたみたいだが……」。
2chまとめサイト「もみあげチャ~シュ~」の記事「中国産ガンダム訴えられて改造されたwwwwwwwww」でパワーアップ・ニセガンダムの写真が出回っていることを知り、ググってみるとちゃんと中国メディアに報道が。
2011年1月30日付網易は、「ガンダム+ザク?四川の巨大ニセガンダム、旧正月を迎えて新たな姿に変身」とのタイトルで報じています。ニセガンダムが撤去されたのは12月22日。わずか1月余りでの帰還となりました。トゲや足から生えた角、ザクっぽいホースをつけていますが……。うーむ。かっこわるいっ!
同園の目玉商品である巨大ロボット灯籠をムダに捨てるわけにはいかなかったというところでしょうか?ほとぼりが冷めたころにこっそりリサイクルするって、いやはや、その根性にはびっくり。
オフィシャルサイトはどうなっているんだろと見てみたのですが、すでに旧正月仕様に変更済み。バレないようにということか、写真などの掲載はないのが残念です。が、Nightjojoさんも不思議がっていた巨大ニセガンダム足元のキャラの謎が解けました。
オフィシャルサイトによると、「未来の惑星での、未来戦士と怪獣の戦いを体験しよう」との説明が。ザクと合体したニセガンダムが未来戦士、足元の謎のキャラクターが怪獣ということじゃないでしょうか?
というわけで、すさまじいばかりの根性を持った中国テーマパークにびびったぜ、というお話でありました。