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2011年02月03日
皇朝万鑫国際大厦は五つ星ホテルや企業のオフィス、高級ブランドショップ、金融センターなどが入居する総合施設。A棟、B棟、C棟の3つの区画からなり、建設には30億元(約375億円)弱が投じられたという。このたびの火災でB棟は火の柱と化し、ほぼ全焼したと見られる。現場には200台以上の消防車とパトカーが出動するほどの騒ぎとなった。
旧正月の大火災といえば、思い出されるのが2009年の北京市・CCTV新社屋付帯ビルの火災(参考リンク)。無許可で大型の打ち上げ花火が使用されていたことが火災の原因となった。今回の火災でも、使用された花火の種類と許認可の有無が注目される。それと同時に火の柱と化した高層ビルの耐火性能は十分だったのかも改めて問われることになりそうだ。
打ち上げ花火で燃えるとは、まさしく、ワンショットライター。
鉄筋コンクリート製ビルって燃え易いの?? と疑ってしまいます。