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旧正月の花火で大火災=総工費375億円の五つ星ホテルが火の柱に―中国・遼寧省

2011年02月03日

2011年2月3日0時過ぎ、遼寧省瀋陽市の皇朝万鑫国際大厦B棟で火災が発生した。旧正月の花火が火災の原因と見られており、高さ152メートルのビルは全焼した。

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*画像は中国経済網の報道。

3日午前4時、瀋陽市公安局は記者会見を開き、消火に基本的に成功したと発表した。現段階で死傷者は見つかっていないという。初期的な調査によると、火災は旧正月を祝う打ち上げ花火がビルにぶつかり、燃え広がったことが原因と見られている。

皇朝万鑫国際大厦は五つ星ホテルや企業のオフィス、高級ブランドショップ、金融センターなどが入居する総合施設。A棟、B棟、C棟の3つの区画からなり、建設には30億元(約375億円)弱が投じられたという。このたびの火災でB棟は火の柱と化し、ほぼ全焼したと見られる。現場には200台以上の消防車とパトカーが出動するほどの騒ぎとなった。



旧正月の大火災といえば、思い出されるのが2009年の北京市・CCTV新社屋付帯ビルの火災(参考リンク)。無許可で大型の打ち上げ花火が使用されていたことが火災の原因となった。今回の火災でも、使用された花火の種類と許認可の有無が注目される。それと同時に火の柱と化した高層ビルの耐火性能は十分だったのかも改めて問われることになりそうだ。


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 コメント一覧 (6)

    • 1. gtzhen
    • 2011年02月03日 14:57
    • 第二次大戦当時、日本の一式陸上攻撃機は、アメリカからワンショットライター とあだ名を付けられたそうですが、中国のビルは、CCTVといい、上海のマンションと言い、今回も 良く燃えてますね。
      打ち上げ花火で燃えるとは、まさしく、ワンショットライター。
      鉄筋コンクリート製ビルって燃え易いの??  と疑ってしまいます。
    • 2. dx
    • 2011年02月03日 20:39
    • ※1
      中国のビルは発砲スチロールなどのよく燃えるものでできているw

      てか陸攻隊はよくあんなよく燃える機体で雷撃しようとしたな
    • 3. アレックス
    • 2011年02月04日 02:18
    • またかよ(苦笑)。
      反省しろよ・・・それしか言いようがないですね(汗)。
    • 4. マネ
    • 2011年02月04日 02:58
    • 責任者を追及する声さえ許せない国には反省する可能性はありません。
    • 5. ~
    • 2011年02月04日 13:00
    • 中国の火災保険はどうなってるのかな?
      出火原因花火は対象外にしないと保険会社が潰れそうだ
    • 6. Chinanews
    • 2011年02月04日 16:13
    • >gtzhenさん、2さん
      やはり外壁の素材なんでしょうか。本当に不思議なぐらいよく燃えましたね。

      >アレックスさん
      麗江で旧正月を過ごしたことがあるのですが、木造建築に花火が命中しまくっていて恐ろしかった……。

      >マネさん
      ここまで大型の火災が続くとガックシですね。

      >~さん
      保険、確かに気になりますね。
      支払いめぐってもめそう。特にホテルが打ち上げた花火が原因だったりしたら……。

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